通信講座での「キャッチボール」とは

今日は朝からびっくりしました。

目覚めとともに管理人さんのブログをスマホでチェックすると、今日も新しいビデオがアップされていました。その中に見覚えのある単語が……

「ファイル一括ダウンロード」。

ひぃっ!!

作ったばかりのブログのアクセス数がいきなり伸びたことで、講座のHPにリンクを貼っていただいたことは薄々気が付いていましたが、その内容についてこんなにも早く触れていただくことは、全くもって予想していませんでした。

嬉しいやら恥ずかしいやら……内容が気になる。

PCの前に座りペコリとおじぎ<(_ _)>

ビデオファイルを開きます。それはまるで、返してもらうテストを教卓へ取りに向かう小学生の気持ち。

内容は、過去の記事で書いた「ファイル一括ダウンロード方法」を始め、情報発信者としてのブラウザ活用方法やブログの作り方についてでした。記事の書き方や、それがどういう風に次につながっていくのか(つなげていくのか)について説明されていました。とても分かりやすく、ノートを作っていきました。

ビデオの詳しい内容はご紹介できませんので、今回は私が感じたもうひとつのことを書くことにします。

 

通信講座と通学講座

皆さんは通信講座を受講されたことがありますが?

私は今までほとんどありませんでした。古いタイプかもしれませんが、勉強には「リアル」な環境が一番、そう思っています。よって、完全なる「通学派」。家とは別の場所に行くことで、目に映る景色を変える。同じ目的を持つ生徒に囲まれて毎日刺激を受ける。分からないことは目の前にいる先生にすぐ質問する。それが一番効果がある勉強方法で、自分にも合っていると、実は今でも思っています。

以前、中国の大学で中国語を学んでいるときにこんな授業がありました。対極の立場にあるものをテーマとして取り上げ、二つのグループに分かれます。実体験や周りの情報をもとに徹底的に討論した後、ジャッジ係の一人がグループに勝敗をつける、というものでした。

ある日のテーマは「ネット授業 vs リアル授業」。私はもちろん「リアル授業派」に座り、こんな理由を述べて「勉強する気があるなら絶対リアル授業でしょ!」とアピールしました。

「ネット授業はモチベーションが続かない」

「互いが見えていないのだから、一方通行になる」

「疑問が即解決できない」

「リアル学校に行くと、これらのことは自然に解決する」

激論の末、「ネット授業派」グループの勝利でその日の授業は幕を閉じました。「通学」の方が絶対いいと思うのにな……そう思いながら地下鉄に乗って帰ったことを今でも憶えています。「考え古い~!」という声が聞こえてきそうですが……私はなぜそう思ったのでしょうか?そして、皆さんはどう思いますか?

私が通学派であるの大きな理由のひとつは、「キャッチボールができるから」です。昨日考えたことを今日の授業でぶつけてみる、分からないことをその場で質問して解決する、このキャッチボールをくり返すことにより、確実なステップアップが見込めるからです。では、通信講座で「キャッチボール」を実現することは無理なのでしょうか。

 

通信講座での「キャッチボール」

正直に言うと、今朝までは無理だと思っていました。私は通信講座の経験がほとんどなかったため、PCを使った授業には「コンテンツをただ消化していく」というイメージがあったからです。インターネットを使用した授業の形態は多岐にわたります。週1回のメールのやり取り(課題提出)だけのものや、動画コンテンツを視聴してとにかく自分のものにしていくもの、リアルタイムで配信されてネット上で授業に参加するものもありますよね。どのタイプも多少の質問権はありますが、その「温度」は通学には敵わないと思っていました。

しかし、今朝の出来事が私の中にある「通信講座」の印象をひっくり返してくれました。PCを使った授業でも「キャッチボールができる」と感じた瞬間でした。ただ、それには条件があることも分かりました。そしてその条件こそが、「通学」と圧倒的に違う部分なのだと。

それは……自分自身も情報発信者となることです。

通学でも通信でも、質問すれば答えてくれますし、やり方を間違えそうであれば軌道修正してもらえます。通学タイプの授業は、仮に自分から質問をしなくても当てられますし、「分からないことがないか」「立ち止まっていないか」を先生が気に留めてくれます。しかし、通信タイプの授業は、自分から発言しないと何の変化も全くない、ということです。ボールははっきりと見えるように自分から投げないと返ってこない。そして、その方法のひとつが「ブログを書く」ということ。何かのツールを使って自分から見えるようにすると、それだけで結果が出るわけではありませんが、勉強を進める上でより大きな変化につながっていくと感じました。

更に、講座外の世界にもつながっている場所で情報発信するということは、いつかどこかで誰かの役に立つことになるかもしれません。ちょびっとでもそんなことがあれば、嬉しいと思いませんか?

 

ブログのすすめ

これは自分への言い聞かせも含めて書いています。ブログを始めたばかりであり、今は楽しめていますが、飽き性の私……いつか「もう面倒だ~」となったときのために、今の気持ちを書き残しておきます。

・ブログの開設は嫌だった(正直に)

・サーバーって何?ドメインって何?お金かかるの嫌だ

・無くてもやっていけるんじゃない?今までの人生、何の問題もなかったし。

・とにかく大変そう。私には無理!

こんな気持ちで、ブログ開設を躊躇していた私ですが、たった一週間でこんなにも多くの発見(収穫)がありました。ですので、今もし何かの理由でブログ開設を後回しにしている方がいるなら、「とても良いきっかけになります」ということをお伝えしたいです。

正直なところ、設定は少し面倒です。時間もそれなりにかかりました。だからこそ、せっかくできたブログをしっかりと活用して、利用して、自分のために使い倒していこうと思います。

 

通信講座で「キャッチボール」を実現するために

  • ボールは自分から投げる

→自分から情報発信をする

  • ボールコントロールの悪さは気にしない

→相手はプロです。どんなボールでも見えています。「発信内容のレベルが低いかも」なんて気にする必要なし。

  • 適切な場所で、適切な道具を使うと、投げやすくキャッチしやすいです

→インターネット上にあるブログという道具が適しています

ただ、通信講座のタイプや内容によって大きく差が出るのも事実です。ご自身が受講される通信講座はどのようにして進められていくのか、その講座内での「有用なキャッチボール」とは何なのかを、まずは整理されるとよいと思います。

 

※管理人さん、ブログの内容を取り上げてくださり、ありがとうございました。記事の書き方にはまだまだ訓練が必要ですが、毎回意識して書くことで、少しずつ変わっていけると信じています。