駐在妻が帰国後の仕事に困らないためにすべき17の行動【6】ブログを始める

みなさん、こんにちは。Kaoです。

本日みなさんにお伝えしたいことは、

駐在妻は、帯同期間中にブログを始めるべき

です。

当ブログ「駐在妻が帰国後の仕事に困らないためにすべき17の行動」では、「帰国後も自信を持って仕事ができるように」を軸として、私が駐在妻だったときに実際に経験したことから導き出された「持つべきマインド」と「とるべき行動」をシェアしています。

が、今回だけは「これをやっておけばよかった」という内容を取り上げたいと思います。

具体的に言うと、「駐在妻は、駐在妻のうちにブログを始めておくべき」です。

その先には「未来につながる資産をつくる」という目的があります。

今あのときに戻るなら、「絶対にやっておくことリスト」の最上位になりますね、きっと。

では、さっそく見ていきましょう。

未来につながる資産とは?

自分が時間をかけて書いたもの、撮影したもの、つくったもの、これらは全て後に残ります。そして、その「情報」をシェアすることで別の人の悩みを解決したり、ヒントにしてもらえることもできます。

これらが自分オリジナルの「コンテンツ」になり、数が増えていけば、自分だけの立派な資産となります。形あるものとして残って(蓄積して)いきます。

さらには、このようなコンテンツを通して読者の反応や数値データを見ることで、新たな視点を得ることもあります。ビジネスの学習材料として活用できますし、これをフックにして仕事を取ることも可能です。

コンテンツ(とその作成工程で学んだこと)は言わば「オリジナルの経験」なので、人には真似できない自分だけの武器となり、未来を広げる足掛かりにもなります。

具体的手段

「資産を増やすと言われても、具体的には何するの?」

と思いますよね。

それが、ブログです。

現在は様々な種類のコンテンツやそれを発信するプラットフォームがありますが、その中でもブログは一番簡単にできる「資産づくり」です。

ブログは自分でテーマを決めて記事を投稿していくものですが、投稿する内容は現地の情報や語学関連、日々の生活に関することなど、身近な内容で大丈夫です。

こう言うと、

「そんなブログいっぱいあるじゃない。今さら自分がやったって差別化できないし、アクセスも大して増えないでしょ」

と考える方がいます。

この考えは一理あります。確かに、外国に住む日本人が情報発信しているブログなんて腐るほどあります。

しかし、最初から「たくさんのアクセス」は求めなくてもよいですし、洗練されたものである必要はないです。そもそも素人が始めてすぐに「差別化」なんてできるはずがないです。

完成度が高いものを最初から用意する必要なんてありません。

まずはやってみる。自分で記事を書いてみる。その「練習台」を持つことに価値があるのです。

クオリティうんぬんはその先の話です。

どれだけ鍛錬を重ねても、舞台がなければ踊れません。簡素なものでよいので、まずは自分専用の舞台を作ってあげましょう、ということです。

私の経験

私がブログを始めたのは中国から帰国してからです。ブログを開始してちょうど1年が経ちました。

翻訳学習を通じて新たに得た知識を「本当に理解できたか」確認するためにまとめてみたり、有益だと感じた情報をシェアしてみたり、このような簡単な内容から始めました。

今は週に2~3回更新し、翻訳関連の内容や中国語学習について情報を発信しています。中国語の記事もアップしています。

そして、過去の経験をシェアして同じ境遇の方の一助になればという思いから、今ご覧いただいている「駐在妻が帰国後の仕事に困らないためにすべき行動シリーズ」を掲載しています。

実は、数あるカテゴリの中でこのシリーズの閲覧数が圧倒的に多いです。

自分が当初イメージしていたよりも遥かに多くの方に読んでいただいて、感謝しています。驚いていますが、こんな私の経験でもお役に立てることがあるのだと、嬉しさを感じます。

みなさんにもあるのではないでしょうか?

自分では「大したことない」と思っている経験が、実はどこかで誰かの参考になったりします。

または自分がすごくはまったもの、今から頑張りたいことなど、「語れるもの」をひとつ見つけて、それについて書いていくと、徐々にですが世界が広がっていくはずです。

ブログを始めるメリット

「書く」練習になる

自分が感じていることを文字におこしてアウトプットする力が鍛えられます。これ、やってみると意外と難しいです。

一度手を動かしてやってみてください。

そして、自分が書いたものを客観的に見る機会なんて、日常生活ではほぼ皆無です。自分で書いたものを見ながら「見やすく」「理解しやすく」と考えることで、人に何かを伝えるときの思考が徐々に鍛えられていきます

私もまだまだ練習が必要ですが、ブログ開始当初よりは少しはましになりました。(……と信じています)

振り返りの材料になる

やったこと、感じたことを振り返る材料になってくれます。

また、ブログというツールを使って、文字だけでなく心理状態も振り返ることができます。ブログを見直すことで、あなたもきっと色々な変化を感じられるはずです。

ストレス発散になる

これは、「文句を書いて発散」ではなく、文字におこすことで出来事を客観的に捉えることができて冷静になり、ストレスが自然に「蒸発」していく感覚ですね。

また、楽しいことをシェアすると自分の気持ちも明るくなります。少し辛い内容を書いたときに励ましのコメントをいただき、気持ちがすごく救われたこともあります。

帯同生活は良くも悪くも非常に狭い世界で毎日を過ごすことになります。ブログを通じて「普段とは別の交流場所」を持つことで、日常生活の閉塞感から脱する効果もあります。

帯同期間中に始めておくべき理由

発信する内容にリアリティが出る

現地で聞いたニュース、話題などに触れてブログ記事を発信するとき、「当事者真っ只中」だからこその気付きが生まれます。

帯同の地では、普段あまり意識していなくても「これ面白いな」「日本と全然違うな」と感じる出来事が日常にあふれています。テレビやネットで見聞きするものではなく、自分が体験したものというのは自然にリアリティが出てくるものです。

そのリアリティを文字にのせて発信できるのは、後にも先にも「帯同期間中」だけです。

悩みをリアルタイムで共有できる

自分が悩んでいることと同じような悩みを持っている人って、実は意外と多いです。

解決した方法(しなかったとしてもどうやって気持ちを整理したかなど)やそのときに感じたことなどを記録に残してシェアすれば、たとえ小さなことでも、どこかで誰かのお役に立つ可能性があります。

「悩み」って不思議なもので、あんなにも辛かったのに時間が経つと案外忘れるものです。だから、その悩みを全身で感じている「今」書くことで、描写も細かくなりますし、「今」同じように悩んでいる人にも届きやすくなります。

また、外に発信することで思わぬアドバイスをいただくこともありますし、それが解決の糸口になり、悩みから解放されることも十分あり得ます。

時間を有効活用できる

私はこのメリットが一番大きいと感じています。

私がブログを開始したのが昨年の11月。小さな試行錯誤を繰り返しながらの1年でしたが、そこで分かったことはこちら:

・ある程度のアクセス数に到達するまでには時間がかかる
・記事をひとつ書くのには時間がかかる

ブログは始めてすぐに結果が出るものではありません。特に最初の1、2年は気長に育てるという気持ちが必要です。でも、育てていればある日ぐっと伸びる日がやってきます。

そこまでは時間がかかるわけですから、その状態に早く持っていきたいのであれば、「時間的に前倒し」をすればよいわけです。つまり早くスタートしたもの勝ちです。

同じやるなら、色々な方に読んでいただけて、アクセスも増えたら嬉しいですよね。Google AdSenseやアフィリエイトで収入につなげることも可能です。

こちらのブログへのアクセスは月に約5000PVです。このレベルは「なんとかビギナーを脱したかな」というレベルです。アクセス解析を見ると徐々に伸びている時期があったり、急激に伸びた時期があったりして、アクセス数の推移を見ていると面白いです。

また、記事ひとつ書くのにも最初は何時間もかかります。しかし、書いているうちにリズムがつかめてきて、同じ量が半分ぐらいの時間で書けるようになります。

しかし、これも数をこなして徐々に改善されていくものです。

いずれにしても軌道に乗る(ど素人から脱する)までには「時間」がかかります。なので、時間に余裕がある駐在妻の間にブログを立ち上げておくのが賢いです。ネタも豊富ですし一石二鳥ですね!

かかる費用

ブログの運営にかかる費用はおおよそで12,000円~15,000円/年間です。

ブログを開設するには、2通りの方法があります。

1、無料のブログサービスに登録する

→はてなブログ、livedoorブログなどがこれにあたります。無料です。

2、独自ドメインを取得して自分メディアとして運営

→アドレスを取得して、自分で全て構成するやり方です。

この方法は費用がかかります。サーバー代(ネットワーク上の場所借り代)、ドメイン代(アドレス取得代)です。年間で12,000~15,000円程度の費用がかかり、その後更新となります。

私は後者の「独自ドメイン取得、自分で構成」をお勧めします。

ブログの見た目をカスタマイズでき、自分好みにできるだけでなく、読者の見やすさを考えた構成にできます(見やすいとアクセスも増えますよね)。そして、素人感がなくなり、安っぽく見えないというメリットもあります。

現在はWordPressを使って簡単にWEBページ作成ができます。最初は少しだけ面倒に感じる方もいると思いますが、慣れればなんてことないですよ。本当に便利な世の中になったのもです。

資産になると感じる瞬間

「資産になる」という視点自体、過去にはなかった

自分の考えや経験はすぐに過去のものになりますが、文字におこして形に残しておくことで、それが資産に変わります。

このような視点は過去にはなかったですし、仮に人から言われてもいまいちピンとこなかったでしょう。

でも、今ならわかります。

・閲覧数
・いただくコメント
・その他データの推移

これらを見ながら、「もっとこうしてみよう」「次はこれを取り上げよう」と考えるのが楽しくなってきます。

そうやって試行錯誤した経験も資産ですし、蓄積されている記事も資産です。

それを生かして、仕事に結びつけることも可能です。例えば「こんなことやっています」とアピールしたり、ブログを見た会社からアプローチを受けることもあります。そうやって仕事の幅を広げたり、新しい市場を開拓している翻訳者さんは多いです。

将来的には、ブログを軸に本を出版することもできます。

ブログ以外にもチャレンジを

私は現在、ブログ運営以外に動画コンテンツの作成も行っています。

You Tubeチャンネル:Kao【ポイントChinese】

You Tube:Kao【ポイントChinese】

こちらは中国語の勉強方法に特化したチャンネルになっています。

テキストとはまた違う試行錯誤が必要ですか、非常によい経験になります。さすがYouTube、アクセス数の母数もブログとはケタ違いです。

動画作成に興味がある方はぜひトライしてみてください。

ただ、帯同先が中国だとYouTubeにはアクセスできません。VPNを使えば大丈夫ですか、安定せず電波も悪いです。

中国に帯同している方がコンテンツを作成して発信する場合、まずはブログにリソースを集中することをお勧めします。

以上、未来につながる資産をつくるために「ブログを始める」という内容をシェアしました。ぜひ、帯同期間中の時間に余裕があるうちにやっておくことをお勧めします。

帯同期間を振り返ったとき、私が唯一「やっておけばよかった!」と後悔しているものがこれですので、今回みなさんにシェアしようと思いました。

でもあのときは中国語に夢中で、寝ても覚ても中国語だったからなぁ…。当時の自分に声をかけることができたとしても、聞く耳をもつかどうか。。。

ブログ初心者におすすめの本

つべこべ言いません。ブログ立ち上げに、この一冊!です。

私も読みましたが、例が多く載っていて非常にわかりやすく、本当に必要な要素だけがギュッとつまった一冊です。

ポイントもまとまっており、マンガなのであまり本を読まない方でもスラスラ読み進められます。

『沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—〈SEOのためのライティング教本〉』

まずはこの一冊!

まとめ:もつべきマインドととるべき行動

~もつべきマインド~

  • 「コンテンツは資産になる」という視点を持つ
  • 完璧でなくてもよい(試し打ちを重ねる)
  • スタートは早めがよい
  • 自分の棚卸しにもなる

~とるべき行動~

  • 今、時間があるうちに始める
  • 体験したこと、感じたことをどんどん発信していく
  • 細く長く続ける(育成必要)
  • 楽しみながら実施。帯同生活の気分転換に位置付ける
  • サーバー代+ドメイン代をキープしておく

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。次回からは、現地での人間関係についてお話したいと思います。

ではまた次回お会いしましょう!

<次回>駐在妻が帰国後の仕事に困らないためにすべき17の行動
【7】同じ感覚を持つ友達は1人だけで十分

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駐在妻が帰国後の仕事に困らないためにすべき17の行動

【プロローグ】駐在妻に立ちはだかる2つの大きな壁
【筆者について】私が退職を決意した理由

<退職前~出国まで>
【1】夫に「海外勤務になる」と言われたらまずやること
【2】退職直後に帯同 失業保険は「捨て」になるの?
【3】退職後に支払う住民税を計算しておく

<帯同開始~本帰国確定まで>
【4】定期的に行く場所を「ひとつ」つくる
【5】Excel、PowerPointを無駄に使う
【6】ブログを始める
【7】同じ感覚を持つ友達は1人だけで十分
【8】できる駐在妻の賢いお付き合い方法
【9】現地での語学学習を本気でお勧めするこれだけの理由
【10】この国でしか味わえない気分転換スポットを見つける
【11】できるだけ「国内旅行」をする理由
【12】自分が進化していることを実感できるようにする
【13】本帰国が決まったときの不安の構造を理解する
【14】未来図を描く

<本帰国後>
【15】知らないと損!失業保険の給付制限は短縮できる
【16】再会ラッシュに待った!集団ではなく「個」で時間をつくるべき理由