学習はフルーツ大福だ。講座を一カ月進めてわかったことです。
特許翻訳の勉強は、目をつむって「フルーツ大福」を食べているのと同じだと思います。イメージ的にはこんな感じですね。

写真で見ると、美味しそうでよね。それは「目で見えているから」。そして一番は、目で見た上で、「食べたことがあるものでできている」とわかるから。
もし、この物体(フルーツ大福という名前も知らない)を人生で初めて食べるとしたら?しかも目を閉じたまま。
・食べて初めて出会う具材たち
・噛んでみるまで味がわからない
・大きさがわからない。食べきれるだろうか
・食べ終えるのにどのぐらいの時間がいるのか
これは今の心境に似ています。
分からないこと、知らないことがたくさん出てきて、ひとつひとつのことが手探り。やってみて面白いと感じるものもあれば、やっぱり少し苦手だなと思うことも。今の段階では、出口などもちろん見えていません。新しい世界を目指して進んでいるとき、人は希望に満ち溢れていますが、学習を進める中で、ふと不安になるときもあります。
もっと具体的に書きましょう。受講生や卒業生のブログは大いに参考になり、気付きを自分の中に取り込むことで、勉強が加速します。しかし、本音を書くと「私はここまでできていないんだ」「やはり私はセンスがないのだろうか」「そんなこと思いつかなかった」「やり方が間違っているのかな……」と、落ち込むこともしばしば。
フルーツ大福を思い出す
そんなとき私はフルーツ大福を思い出します。大切なことは「とにかく食べること」。なぜなら、フルーツ大福って、どこから食べたって結局同じなんです。
でもこれって、最後まで食べきった人がわかることなのです。
初めての具材(わからないこと)が出てきたり、この食べ方(自分のやり方)で正しいのかな?と不安に思うたびに手を止めてしまうのでは、前に進みません。万人に共通する正解などないのです。とにかく食べるのです。イチゴに出会い、パイナップルに出会い……それをくり返す中で、「あれ、フルーツ?もしかすると他のフルーツも入っているのかな?」と気付きがあります。しかし、これは食べ進めた人しか出会わない気付きなのです。
具材には全く当たらなくても、皮の部分を食べ進めることで、「もしかして形は丸っこいのかな?」とわかることがあります。
食べ方(自分の勉強方法)に不安を抱いて止まってしまいそうになったときは、フルーツ大福を思い出します。「次のひと口で変わるかもしれない」。そして、これをひたすらくり返した先に、見えるものがあると。
まずは食べ進めること
食べる方向が仮に少し違っていたとしても、気付きの順番が違うだけで、結局は同じかもしれませんよね。大切なのは、まずは全部食べてみること。細々したことで迷わずに、最後まで食べきった者勝ちなのです。
(仮に大きく間違ったときは、管理人さんが軌道修正してくれると信じてブログで記録をつけています……どうぞ宜しくお願いいたします)
受講生のブログ、ビデオセミナー内の管理人さんのコメントはどれも自分を鼓舞するもので、非常に大きなエンジンとなっています。ただ、今の私にとってはレベルが高すぎるものもあります。そんなとき、まずは「どうすれば実現できるか」を考えます。
その一方で……私も人間です。自分の勉強方法・現状の立ち位置に不安を感じることもしばしば。このような受講生、実は少なくないのではないのでしょうか。
そんなときはフルーツ大福、思い出してみてくださいね。
ちなみに私は、生クリームとあんこが苦手なので、この手のデザートはあまり食べません(笑)
※アイキャッチの画像はこちらからいただきました
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