少し前にブレインダンプを実施しました。講座を開始してから2回目のブレインダンプです。1回目は講座開始後すぐの時期。このときはブルドーザーをザクザク動かし、大きな工事が必要でした。
今回はごみ箱のまわりに入っていなかったゴミを掃き掃除するようなレベル感でした。特許翻訳者になる道のりをマラソンに例えた記事(こちら)を書いたことがありますが、今回のブレインダンプは私にとって緩んだ靴ひもを結び直すようなものでした。後回しにすると、急にこけることになりかねないので。

ブレインダンプをした理由
・なんとなく本調子ではない日々が1週間ほど続いた
・4時に起きられない日が増えてきた
・気分がもやっとする
・小さなストレスを感じていることがわかった
講座を開始して3カ月が経とうとしています。少し疲れてきているな、と感じました。それならそれで、「だいたい3カ月付近で疲れが溜まる」というクセを予め組み込んだ学習管理をしていけばいい。
では、具体的な原因は?
ステップ1:大きな紙にとにかく書き出す
まずは、自分が感じていること(小さな不安・ストレス・迷い・うまく進んでいないこと)をざっくり書き出し。「学習に関すること」と「学習に関係のないこと」に分けました。学習に関することは先日管理人さんに質問をさせていただきました。回答をビデオ【2965_受講生からの質問への回答 】にしていただき、本当にありがたかったです。(マインド面も非常にスッキリしました)
さて、「学習に関係ないこと」は自分で解決。
今回の心の声は、大きく3つのカテゴリに分けることができました。
ステップ2:どこから発生する「もやっと」なのかを知る
どれだけ小さな「もやっと」でも、塵も積もれば……です。こんなしょうもないこと!は無しで、とりあえず出してみます。
そして、グルーピングしていくと、この3つのカテゴリに分類することができました。
1、朝の目覚めがよくない件
2、自分の体(体調)のこと
3、アルバイト先での出来事
ステップ3:ひとつずつ原因を紐解く
紐解くほど複雑なものではないですが……紙に書き出してみると、意外とどれも繋がっているものです。そして、小さな悪循環になっていることがわかります。
1、朝の目覚めがよくない件
夜9時半~10時にはベッドに入っていれば翌朝4時にパッと起きられたのに、最近なんかイマイチ起きられない。「今日も起きられなかった」という罪悪感と自分へのイライラが発生。
これについて考えられる原因として
【原因】ベッドでスマホをいじっている
これです。学習の続きで少し気になることや、ちょっとした確認事項など、寝る前にスマホを開く時間が少なからずあります。真っ暗な中でのスマホの光は、ぐっすり眠るための準備をぶった切っているのと同じ。スマホの目覚ましで起きているので、寝るときもすぐ横に置いています。
【対策】寝室にスマホを持って入らない
物理的に断つ!朝はアナログの目覚まし時計で起きることにしました。

2、自分の体(体調)のこと
昨日のブログに書いたのですが、後回しにしていることで少しずつストレスになってしまっていることがあります。皮膚科に行くこと、髪を切ることを関西で済ませたのは、このためです。
気分が優れない理由はもうひとつありました。それは、「明らかに太った」です……汗

体が重たい。やはり2キロ程太っていました。2キロって、けっこう違うものですよね。動きが鈍くなるのがわかります。太った原因を考えます。
【原因】
・アルバイトの賄いが中途半端な時間で、日によっては1日4食を食べている
・夜寝るのを早めたはいいが、夫の帰宅を待って夕食を食べるので(20時頃)、「食べたらすぐ寝る」というサイクルになっていた
・筋トレはしているが、「歩く・走る」からは遠ざかっている
【対策】
・賄いがある日は、キッチンに言って量を半分にしてもらう
・夕食の量を控える(サラダだけ・汁物だけ)
・20~30分程度のウォーキングを取り入れる
夕食を食べる時間が遅いと、太るだけでなく、次の日も少しもたれることが判明。これもきっと、朝の目覚めが悪かった原因のひとつです。お腹の中を軽くして、少し空腹で目覚めるくらいが、私には合っています。
そして、少しのダイエットをします。ご飯は控えればいいことですが、同時に体を動かすことも必要。

体を動かすことについて、私にとっては精神的貢献度が高いと感じています。中学・高校と部活をしており、もともと運動は大好きです。会社員時代も、転勤先で探す部屋の条件の1つは「ジムが近くにあること」。運動して汗を流すことで精神をコントロールしていたと言えば大げさですが、自分にとって一番合うリフレッシュ方法を知っていたのですね。
これは家族の影響が大きいのですが、実家の両親も体を動かすことが大好きで、どれだけ仕事が忙しくても、朝は早く起き、スポーツウェアに着替えて運動しに外に行っていました。父も母も、もう60半ばですが、今も毎日体を動かして(しかもけっこうガッツリ)、生き生きとしています。
今はそんなことをしている場合ではない、ということで止めていましたが、重くなった体を元に戻す意味合いも込めて、日々の生活に「小さなリセット」の時間を設けようと思います。
体と心を整える。その方法は人それぞれだと思うのですが、戦略的に取り入れて自身をうまくコントロールしていきたいと思います。
【具体的内容】30分以内/外に出る/ジョギング又はウォーキング
最後に……おまけです。
3、アルバイト先での出来事
わかりやすく書くと、「店長として新しく来られた方から出る愚痴の嵐」です(笑)。その方は50代の女性で、とても明るく元気をもらえる方です。ただ、チェーン運営本部やお店の高校生アルバイトにかなりの不満があるらしく……「上はおかしい」「他のお店のバイトはいい子ばかり」と、もろもろかなりご不満なようで(汗)。
私はアルバイトなので、ある意味割り切ってお仕事ができる立場です。だからかもしれないですが、聞いていると大したことでない内容がほとんどで、「私にお手伝いできることはありますか?」と聞くと、「……え、うーん。でもやっぱり高校生は無責任よね」と会話がかみ合いません。要は、「何が原因で、具体的にどうすればいいか」と考えることを放棄しているのです。
結局のところ、頭で考えることをせずに、とりあえず人のせいにして、愚痴をこぼしたいだけなのですね。ああ、絶対こんな風にはなってはいけないなーと感じながら毎日トホホ。ほんと、反面教師として勉強させていただいております。
正直なところ、その部分にあまり労力をかけたくない私。この愚痴の嵐も割り切って対応してしまうのですが、やはりそれが4~5時間ずっと続くとなると、かなりのエネルギーを吸い取られることに気が付きます。それが数日続き、ちょっと疲れを感じていました。
過去、会社員をしているときも当然ながら変な人はいましたが、営業職だったので、ひとつの空間に誰かとべったり数時間ということはほぼなく、「商談なので外出しまーす」と上手に距離を取れる職種でした。
今は小さな飲食店で、スタッフの待機場所が決まっており、お客さんが来ない平日昼間は用事も発生しにくく、愚痴も途切れることなく……。そんなときは「トイレ掃除いってきまーす!」と無駄に色々なところをお掃除(笑)
嫌なことがあると愚痴がでるのは人として普通。しかし、会うたびに長時間続く人は、やはり物理的に距離を置きたくなりますよね。「自分がそうならないように気を付けなさい」と神様が用意してくれた存在だと思って、反面教師にするのが一番ですね。
学習のために使いたいエネルギーをそこで吸い取られないよう、決して同じレベルで話すことなく、アルバイトの時間を過ごしたいと思います。
以上、ブレインダンプ2回目のまとめでした。
