精神的に漂流したけどそれも慣れた

このブログは半分は懺悔、半分は自分の不安を消化して次に向かうために書いています。

懺悔は学習計画ががた崩れしてほとんど進んでいないことに対して、不安の解消というのはこの3月末に感じたことに対してです。

まとまりのない文章であることを先にお詫びします。

私情が原因のネガティブ感情

先週、不妊治療に触れた記事にアップしました。思いがけずみなさんにコメントをいただき、少し驚きましたが素直に嬉しかったです。ありがとうございました。

そこに「あんまり落ち込まない」みたいなことも書いたばかりで恥ずかしいのですが…… 今回はこの不妊治療が原因で久々におもっきり落ちていました。

わかりやすく書くと、「もう一度最初からです」というお達しがあったということです。流産したのではなく、妊娠していなかったのでもなく、「採卵した卵が受精したけど途中で分割がとまって、廃棄になりました」というやつです。(マニアックな話ですみません…汗)

これ、けっこう落ち込むのです。

妊娠判定の日に「×」も相当落ち込むけど、自分の体のことだからなんとなくだめだろうなーってわかるし、告げられるのも担当医から直接告げられるし、「1クールの最後までがんばったんだから、しょうがない」と、うまく消化できるときが多いというか。

でもこの「凍結確認」というやつは、電話で確認するのです。で、「受精したけどその後順調に細胞が増えず、移植できる卵には育ちませんでした」ってやつ。ようは、「もう手持ちがなくなったので次またゼロからスタートしてくだいね」って言われているようなもの。

これが大きく病む原因って、今までの経験上大きく2つあるのですが、

1、結果連絡が電話でアッサリ終わる(何の前触れもない)

2、時期的に薬を飲んでいる期間である

いくつかの段階で何かしらの結果を聞き、段階的に進めるのが不妊治療なのですが、ダメージは大きいです。

しかし、なんとかうまいこと乗り越えられることが多いです。自分のコアがあるということも、夫の支えがあるということも、前回のブログに書きました。

問題は2つ目。受精卵を培養しているということは採卵直後の時期なのですが、採卵直後に2週間ほど薬を飲むのです。

ホルモンを調整する薬です。次の周期に向けて生理を整える目的で処方されるのですが、この薬、副作用として少しだけうつ症状が出るのです。(不妊治療に関するいくつかの専門ページ内でも、副作用の中に列挙されています)

それほどきつい薬ではないのですが、毎日飲み続けていると、なんか気分が暗くなるというか、「前向きにテキパキ色々なことを進められる自分てどこに行ったのだろうー?」てな感じの精神状態になってくるのです。

過去から何度も飲んでいるのですが、ただ眠たいだけかな?とかトライアル落ちて落ち込んでいるのかな?なんて思っていたのですが、何ともいえない「天気はずっと小雨」みたいな状態になって、家事もなんか溜まっていくし、「何か変だなー」という気持ちを持ち続けたまま、うまく表現できないですが、ふと悲しくなってきたりするのです。

正直、これには本当に困っています。

私はうつ病になったことがないのですが、うつの方ってもしかしたらこんな気持ちなのかな?ってふと怖くなったりします。でも、うまくコントロールできないのですよね。不思議なことに薬が終わると気がつけば治っています。

きっと気のせいだってずっと思っていたのですが、やっぱり過去の記録をたどると薬の副作用が出てしまっていると。

病院に行って薬の種類を変えてもらったのですが、選択肢も2種類しかなく、結局主成分は同じ。なのでまた、すすすーっとさり気なく近づいてくるような感じで、その後は気持ちが落ち込むというかボケーッとなるというか。

でも、「そうなると困るんです!!!!」とばかりにいつも耐えて戦っています。抵抗しまくりの私(笑)とにかく色々なことを詰め込んだり、朝から頭をフル回転させてアドレナリンだしまくったり、それでもうまくいかないときは、何かひとつのことを見つけてそこにコミットしたり(今回はブログ記事をあげまくるでした)。

でも、「培養していて結果がまだわからない」という状況なら「期待中」ということもあり精神的にごまかしがきくのですが、今回は久々に「培養段階で×」という結果が電話を通じてくだされて、何かがぷつっっと切れたのです。なんだか集中力が一気に切れ、でも薬は処方期間全て服用する必要があるので、そこまでの期間はずっとズドーンが続くという……

こりゃだめだと、今回はアッサリ諦めました。前回のブログにも書きましたが、薬には抵抗できません。ほんと、医学ってすごいです。こんな何十キロもある人間の体を5ミリの粒でコントロールできるのですから。

情けなかったけど、私にとって一番大事なこと、つまり最優先事項は「決めた時間すべて、決めた項目すべて、きっちり完璧に学習をこなす」ことではなく、「一流特許翻訳者になるために絶対に諦めないこと、続けること、途中で投げないこと」です。講座卒業までに。

「決めた時間すべて、決めた項目すべて、きっちり完璧に学習をこなす」 はその一番大事なことを達成するための手段。

でも、もともと完璧主義の私。講座開始後も、それでたーくさん痛い目をみてきました。ちょっとでも計画通りに進まないとすごくストレスを感じて、よけいに落ち込み、

自己否定が始まる→翌週にキャッチアップしようと倍つめこむ→到底無理な計画のため未達→またストレスがたまってうまくまわせなくなる

という悪循環になるので、今回は「記録しない、項目追わない」のさぼりウィークにしました。

読んでない明細書を嘘でアップしても何の意味もないので。

糸が切れてから今日までの5.5日間は学習に関してはほぼ何も進んでいません。でも、4月からは仕切り直しで進めるように「お掃除」はちゃんとしていたので大丈夫です。

一番大事なものを捨てないため、この数日間は完全に捨てました。結局のところ、下記3点以外は何もしていません。すみません……。

・オウンドメディアの準備(サイト構築)※もともと4月にやろうとしていたこと
一瞬で心をつかむ 77の文章テクニック を読む
・アルバイトで日銭を稼ぐ
その他、中国語の原書を読んで気持ちを落ち着かせる(特許とは無関係)など

仕事をやってみて新たに生まれたネガティブ感情

2末~3月は実ジョブが集中し、短いものではあるものの5件納品しました。

個人目標で「3月末までに実ジョブを3回経験する」と書いていたので、一応は達成です。

ですが、初めて味わったこの感覚。

「あれ、前回納品して日にちあいたな……。私何かやらかしたかな……」

また、連続して仕事がこないとき、

「仕事がこない…つらい」

まだ早いよ何言ってるの!と管理人さんに怒られそうですが……。

実ジョブ経験できるなんて儲けもん!ぐらいの精神状態でやってやると思っていたのですが、今までにはなかった種類の不安がわいてきました。今の段階はいかにこの「経験」を増やすか、というのは十分理解しています。ノートにも計画書にも書いているので、今追うもの・その目的ともに冷静に客観視できていると言えます。

でも、

一度「仕事」というものを経験すると、欲が出るのですね。よくわかりました。

そして、「ほんの2カ月前」までは全くなかったことなのに、3月繁忙期の波がパッタリ止まると、「私は仕事がなくなった」「やっぱり繁忙期要員なのだ」「継続して依頼がもらえるなんて甘かった」と落ち込む。

いや、そりゃそうだろアンタ。と突っ込んでおきます。

でもその「落ち込み」も今回の漂流に少なからず影響していたことは事実です。

この類の不安はフリーランスとしてうまく料理していなかなければなりません。上に書いたような「私情のもの」とは全く異なります。もっというと、本当はコントロールしないといけない不安に私情もくそもありませんよね。

ということで、やっぱり前に進むしかない。

今回の「仕事」に関して感じた不安・ネガティブな感情に関しては、こう考えます。

「3月の繁忙期ラッキーはありがたくいただきました。」

「もう一度ゼロになった気持ちで、前に進みます。」

その宣言もあり、今回ブログに記録しました。

4月からは気持ち新たに!大丈夫。状況もちゃんと少しずつ変わってきています。たまたま経験できたジョブ期間にすがることなく、今までと同じようにただ前に進めばよいだけです!