11月15日で講座受講1年となりました。(2018年11月15日に講座を申し込みました)
この講座に出会えたことに感謝しています。たくさんのことを学びました。しかし、結果を出してなんぼの世界ですので、まだまだやることがあります。
途中経過のご報告も兼ねて、この1年を簡単にふり返るとともに、講座申し込み時点と現在との比較をしてみたいと思います。
目次
現在の情況
現在の情況:トライアル挑戦中
~トライアル応募情況~
1社目:トライアルなしで登録のみ
2社目:不合格
3社目:返事なし
4社目:課題提出済み、合否待ち
5社目:返事なし
6社目:返事なし
7社目:課題提出済み、合否待ち
8社目:課題提出済み、合否待ち
9社目:課題提出済み、合否待ち
10社目:応募済み
継続してトライアルを受験しています。ほとんどが返答待ちの情況です。(最初の1社はブログにも記載の通り不合格通知を受け取りました)
開始直後~今までにやったこと・今やっていること
・化学、物理の学習が終了
・W、X、Zシリーズ終了(Yシリーズは中国語に対応していないので飛ばしました)
・Trados操作習得
・対訳シリーズ3つ終了(トライアルのため4つ目ペンディング中)
ここまでは全員が共通だと思います。
・マクマリー有機化学で化学2周目(トライアルのためペンディング中)
・展示会、イベントへの参加(翻訳祭、食品関係、知財関係)
・ブログ記事発信(自身の経験として、駐在妻シリーズで色々語っています)
・ブログ記事発信(中国語、日本語で食品関係のニュースや知識を発信しています)
・動画発信(元留学生の視点で、中国語勉強方法のポイントを発信しています)
1年目の学習時間
学習時間+トライアル時間の合計:2517時間
学習以外の要素
週3日程度で飲食店アルバイト(半日×3日/週)
不定期で病院
家事
上記以外を全て学習に充てています。
アルバイトは学習時間確保のため家から徒歩10分かからない飲食店で実施しています。目的は、①講座代で私の貯金が尽きたので、書籍代含め翻訳業に関するものは自分で稼ぐ②家でずっと座りっぱなしのため運動③頭の切り替え です。
現在、不妊治療をしていますので、不定期(月5~7回程度)で病院に通っています。最近、少し遠くの病院に転院して通院時間がぐっと長くなったのがストレスですが、読み込み系の内容を通院時間に寄せてうまくアレンジできています。
その他、夫の実家が同じ県にありますので、家族事・親戚事で1~2日家を空けることが年に数回あります。
講座のおかげで身についた力

化学
講座申し込み時点:原子と分子の違いが何かすら知らなかった
現在:構造式を見ながら明細書の説明内容が間違っていないか確認できる
もちろん、見たこともない化合物はしょっちゅう出てきます。しかし、化合物命名法をしっかり勉強していれば、化合物名の中の「区切り」が見え、「あ、ここにこの官能基がついているから、この名称で合っているな」ということがわかるようになります。
信じられませんが。そうなります。
ちなみに私はド文系です。
高校のときに化学が赤点だと卒業できなかったので、先生に「大学受かりました。私、大学生になりたいです」と答案用紙に「お手紙」を書いて提出。赤点+1点の点数で見事?赤点を回避し、それ以来ずっと化学(というか理系全般)とは無縁の生活を送ってきました。
物理
講座申し込み時点:そもそも理系の分類で何が「物理」にあたるのかもわからなかった
現在:耐震構造(波・振動)、海上設備(浮力)の明細書が読める、理解できる
N(ニュートン)などの単位にも全く抵抗がない
こちらも化学と同じく、自分では想像できないぐらい前向きに取り組むことができました。物理はやっていくと面白いですが、順番的には化学から始める方がよいと思います。化学からの積み上げでぐっと理解しやすくなる単元もありますので。
Trados
講座申し込み時点:購入していたけど1、2回立ち上げてさわってみただけ。あとは放置。
現在:ファイルインストールから翻訳作業、バイリンガルファイルの作成など特に問題なし。用語集、TMと連動して訳出ができる。
数々のエラーに悩まされましたが、現在は問題なく操作を進めていくことができています。ただ、めちゃくちゃ手慣れた感じかというとそうでもないので、ここはもう一歩慣れ(数をこなす)が必要です。
特許明細書
講座申し込み時点:ネット上画面(印刷せず)で2~3件読んだ(眺めた)レベル
現在:151件読みました(読んだものはポイント、キーワードをリスト化しています)
対訳シリーズの学習で参考特許として読んだものを合わせると、恐らく200件は超えていると思います。中国語の明細書は30件ぐらいしか読んでいませんので、こちらの数をもっと増やさなければいけないと思っています。
明細書、できるだけたくさん触れておくことをおすすめします。私は最初の方は全然スムーズに読めませんでした。学習とともに読める(理解できる)範囲も広がってきますので、読むのが楽しくなります。もちろん、勉強にもなります。
対訳
講座申し込み時点:対訳の探し方すらいまいちわかっていなかった
現在:対訳収集の方法だけでなく、調査の方法、作業の方法など各工程で必要な動きが腑に落ちた状態で理解できている
対訳学習は、私にとって非常に難しいものでした。講座学習の中で最も試行錯誤したといってもよいかもしれません。うまく進まない時期が長かったですが、手を変え品を変え、とにかく進めることを意識しました。
「ここをフックにして、こういう方向に調査の目を向ける。その理由はこうだから」ということが、学習を通して理解できるようになります。
しかし、まだまだうまくできていない部分もあります。自分の手を動かして、改善していなかければいけない部分もあります。
翻訳は毎回違う素材を訳します。自分の中である程度のパッケージは準備していますが、「そのときのベストは何なのか」「そのパッケージに当てはまる部分と当てはまらない部分は何なのか」を毎回考えながら進めています。
ブログ
講座申し込み時点:ブログなんて絶対に無理(胃が痛い)
現在:フル活用。自分を客観的に見ることができるある種のバロメーター。
ブログを始めてよかったです。何度も救われました。この一言につきます。
動画
講座申し込み時点:翻訳講座なのだから、ここまでは必要ないでしょう!?
現在:この動画をフックにあんなことしたい、こんなことできるかもと企てる
最初に動画を投稿したのは2018年12月。講座開始2カ月ほどです。理由は、まずは一度だけやってみようと思ったからです。(一度試したあとは学習を優先しようと思っていましたし、実際にそうしました)
化学・物理に集中するために動画作成は一旦おあずけに。半年後に再開しました。学習の情況は化学・物理が終わって、対訳シリーズ第1段が終わった頃でした。駐在妻シリーズも含め、この頃から色々なことを少しずつ並行して進めていきました。
学習環境
講座申し込み時点:リビング学習(ノートPC1台)
現在:狭い客間を自分の学習部屋に改造(自分の机+自分専用の本棚+ノートPC1台+27インチモニタ1台)
応援してくれている夫に感謝です。早く結果を出さなければ。
マインド
講座申し込み時点:口ばっかで自信なし。心配と不安を常に抱えるプライド高い系元総合職女
現在:色々な意味で開き直る技術と本当のプライドを手に入れたスーパー凡人女
ここでは語り尽くせません。ブログ「心の声」でたまに語っています。
おすすめ書籍
講座ビデオを通じて、様々な書籍を紹介していただきました。役に立った書籍は多数ありますが、今回は厳選して3冊をご紹介したいと思います。
イラストで見る化学実験の基礎知識
大人になってから理系の学習をするにあたり、文系出身というのは不利なのか!?という問題。私は、正しいステップを踏んでいって、目的が明確な学習(例:特許を読むための学習)であれば、文系出身だから不利ということはないと、自身の経験を持って断言できます。
しかし、ひとつだけ不利な部分があるとすれば、「見たことがないものが多すぎる」です。特に有機化学は実験シーンがたくさん出てくるのですが、実験工程はおろか器具さえ目にしたことがないというのが現状。
講座の学習では、その単元に関わる動画を見たり、企業WEBページを見たりして確認します。この手法はかなり有効ですが、それでもやはり不足感が出てきてしまいます。
講座ビデオではこの書籍が紹介されていました。映像と違ってひとつずつ自分のペースで追っていけるのと、書き込みできる(自分で落書きができる)のが大きなメリットです。書籍名通りにイラストが多く、難解な説明もありませんので、おすすめです。
詳しくはこちらでレビューしています→【学習法】知らないことに対して理解度を上げるためにできること7つ(効果を★で評価)
プレイフル・シンキング
講座受講生にはお馴染みの本ですね。
「フリーランスは孤独との戦いです」
これ、管理人さんがよくおっしゃる言葉です。その孤独は学習の時点からもうスタートしていることが、講座に真面目に取り組めばすぐに気がつくと思います。
不安に押しつぶされそうになるときが、絶対にやってきます。そんなときのための「不安を上手に処理する方法のお手本書」のような書籍です。
短い本ですし、あっという間に読めてしまいます。
「なるほど、そう考えるの、たしかにアリね~」と思わせてくれる一冊です。お風呂につかりながら、気分転換にどうぞ。
限界の正体
書籍:『限界の正体』為末大著
アスリートが発信する内容って、どこか次元が違うレベルの要求なのではないかという偏見がありました。その偏見を粉々に打ち砕いてくれたのがこの本です。
自己啓発系の本は何冊も読んでいますが、この本は断トツでお気に入りです。
お気に入りに入った理由として、語られている内容に科学的根拠が多い点と、「思い切り頑張る必要性」と「賢く頑張る必要性」が絶妙なバランスで、かつわかりやすくシンプルな言葉で語られているところです。
「おわりに」の部分を読んで、さらに胸が熱くなりました。コピーして、特に響いた部分に線を引いて部屋のドアに貼っています。少し自信を無くしそうなとき、声に出して読んでいます。
【宣言】2年目の計画

10月末に2年目の計画を作成していました。ざっくりですが、ここに宣言します。
時間の確保
学習時間(学習・トライアル・実ジョブ):5300時間
1年目の学習時間はちょうど2500時間でした。
2年目の学習時間は300時間増やして2800時間に設定します。
合計すると、2年目が終わった時点で5300時間になる計算です。
学習とトライアル
対訳学習と並行しつつ、トライアル応募を継続します。
2年目の第1四半期(11~2月)の応募候補として、15社の翻訳会社をリストアップしています。現在、4社応募済みです。
対訳素材は中国語のもの、自分の専門分野(食品)を深堀りできるものを9素材手元に準備しています。
トライアルに応募して課題がくればそちらを優先。提出、分析、対策までを1セットとして、攻めの姿勢で進めていきます。
応募したもの全てに返事があるわけでもありませんし、「だいぶ時間が経ってから返事がある」ということも当たり前にあります。そこを学習で埋める流れです。
実ジョブ
今年(2019年)中に実ジョブをゲットする!が目下の目標です。
最初の実ジョブ獲得は年内に実現させたい!
アルバイト
実ジョブの収入、3万円が見えてきたら、アルバイトを辞めます。
現在のアルバイト収入は2万円台~4万円台です。(小さな喫茶店、自宅から近いのはよいですが時給が安い!)
収入源を飲食店アルバイトから翻訳にシフトさせたいです。非常に小さな金額ですが……。金額の大きさではなく、収入の発生元が大事!
目標は2020年2月末。
アルバイトを辞めたら、その分の時間を第2領域の学習・未来への投資にスライドさせる予定です。
実ジョブ立ち上げ
実ジョブをいただけるようになったら、一気に加速していきたい。
2020年9月までに15万円/月のラインに乗せるのが目標です。
ブログ(オウンドメディア)
実ジョブ3件受注、納品したら名前出しの別サイトで運営を開始する予定です。格子は考えています。
Kindle
実ジョブゲット、アルバイト退職したら執筆開始します。
現在2案あり、うち1案は分冊することも考えています。
時間がかかるので早めの準備が必要です。が、トライアルに合格して実ジョブをいただいて、ある程度稼げるようにならないとストーリー(伝えたいこと)が着地しないので、実ジョブで走り始めることを優先します。
セミナー開催
2020年9月までに5人規模でセミナー開催します。
セミナー運営に関しては前職で経験がありますので、ある程度の流れ、想定される問題と対処法は自分の中でパッケージ化されています。
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2年目の宣言は以上です。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
ということで、今日も明日も全力で突き進むのみです!