【学習履歴】1/27(日)

学習時間:6時間

<視聴ビデオ>
2953_CVにおける得意分野の見せ方

その他
岡野の化学 第6~7講復習
中国特許カテゴリ動向 情報収集とノートまとめ
明細書 1件

得意分野の見せ方について考える日

岡野の化学 第6~7講は登場した物質の数も多かったので、ノートとマインドマップを見てざっと復習しました。学習した内容は身近なものとリンクしているので面白く、興味深いものばかりでしたが、少し疲れを感じ…… 今日は気分転換に、前から気になっていた内容を調べることにしました。

【テーマ】中国語翻訳、食品分野って少ないんじゃないか問題

2年半中国に住んでいたこともあり、中国の成長分野を肌で感じてきました。政策的な面も含めて、現在非常に勢いのある分野が自動車と中心とする機械バイオ、そして今後さらなる拡大が見込まれる通信(デジタルデータ処理)

食品技術に関しては、日常生活(新聞や経済ニュース等)レベルではあまり出てきませんでした。調査前の作戦としては、やはり最初の切り崩しは「食品分野」で攻めていき、その後カテゴリを拡大していく考えです。※理由は過去の記事に記載しています

ただ、具体的にどの程度の差があるのか、具体的情報が取れておらず、肌感覚レベルでの判断でもあったので、今日はしっかり調べることに時間を使いました。

~調査方法~

【1】平成29年度 特許出願動向調査報告書(概要)-マクロ調査-

【2】 特許庁DBで件数を検索

【3】知財関連の報告書等を印刷

2018年8月にとある知財セミナーに参加したことがあります。テーマは「中国知財の最新情報」。中国の得意分野、そのうち日本に入ってきているカテゴリは想像したものと大体同じでした。中→日の2017年度出願数は約4000件とのことでしたが、今後どれだけ増えるのでしょうか。(というか、中国語翻訳者って何人いるのだろう……このときめちゃくちゃ調べたけど、明確な数字は導き出せなかった)

エリア別PTC出願件数トップはやはり広州(深セン)、北京の5倍以上です。カテゴリとしても、電気的デジタルデータ処理が最多とのこと。

以下、【1】~【3】について簡単に触れます。

【1】 『平成29年度 特許出願動向調査報告書(概要)-マクロ調査- 』を熟読。(情報元はこちら

詳細の掲載に関しては割愛します。食品分野の印象としては「中国国内のパイは増えてきている。日本国内でもカテゴリ自体のボリュームはある程度ある。しかし、中→日に関してはボリュームが無い」。

ただ、別のデータからは、食品化学は有機化学・化粧品・バイオと分野の重なりが見られることがわかる。よって、この分野と重なるように学習を進めるのが得策。

そして、中国語翻訳をやるにあたり、電気機械・通信分野を攻めないのは、食品メーカーとしてコンビニエンスチェーンを攻めないのと一緒。わかっています、そうだということは……。問題はどの時点で手をだすか。

【2】 特許庁DBで件数を検索 (登録数確認)

こちらは具体的な数値のみ記載します。

キーワード:有限公司×食品
期間:2014.1.1~2019.1.1
ヒット件数:410件

比較1:
キーワード:有限公司×自動車
期間:2014.1.1~2019.1.1
ヒット件数:724件

比較2:
キーワード:有限公司×通信
期間:2014.1.1~2019.1.1
ヒット件数:4222件(「要約」で絞る:1134件

比較3:
キーワード:有限公司×深層学習
期間:2014.1.1~2019.1.1
ヒット件数:14件
※数は少ないが、全て2017年以降の登録

だいたいこんな感じです。

【3】知財関連の報告書等を印刷

中国の国際特許:比較的狭い範囲の技術に集中している。深センに本社がある企業の特許に関してはは、その60%がデジタル通信に関連している。※ちなみに深セン含む広州エリアの2017年(国内での)特許登録数は27000件。

ある程度の情報をとったところで、『 2953_CVにおける得意分野の見せ方 』を視聴。以前に外で視聴していたビデオですが、今回は管理人さんのひと言ひと言を理解しながら、自分に置き換えながら視聴。自分と分野のつなげ方、広げ方を確認。

結論

今日時点での考えとして、「食品分野を得意分野として学習を続けていくことに変更なし」という結論が出ました。

理由として、食品関連の技術に対する学習が「本物」であれば、他の見せ方や切り口の変更は問題ないと思ったからです。食品分野はあくまできっかけであって、そこを入り口にして学ぶ知識こそが、自分のキーになっていくという結論で、今日のところは腑に落ちました。

最後に、食品関連からどう広げていくかをマインドマップで整理しました。※今日は右半分しかできていません。途中のものですが添付します。

今日はここまでです。

自己ベストで

ここからはただの独り言です。今日は10時間の学習計画でしたが、結果は6時間。ブログの主旨とも違いますし、不妊治療のことはあまり書かないようにしたいのですが、今日は少しだけ。

時期によっては薬の作用もあり非常に眠たくなる。早起きは苦手ではないし、けっこうパッと起きられる方だけど、全然起きられない。起きても机に座りながらまるで高校生の居眠りのように1~2時間寝てしまうことも。薬の副作用は人によって全然違うみたい。私の場合はたまーになのでまだましな方。

こればっかりは致し方ない、と自分に言い聞かせつつも、寝てしまった罪悪感と勉強できなかった悔しさで何ともいえない気持ちになる。ひどいと半日潰してしまうことも。

「熱が出た」「体調が悪い」こんなときは意外と諦めがつくのかもしれないけど、眠たい以外はいたって健康だから、何もできなかった時間があるとけっこう落ち込む。はあ……。

【対策】

・こうなることを予め頭に入れて、前後の日程(できれば「前」)に踏ん張るように組み立てる

・状態に合わせたメニューを予め準備しておく(読み物中心の内容、フラットな頭で考えた方が逆によい内容など)

立てられる対策はある。それを考えたら、後は切り換え、切り換え。「自己ベストで」と言い聞かせて今日の学習は終了です。

2 件のコメント

  • こんにちは。
    マイ・シルクロードさんの記事、いつも参考になります。
    今回の記事も分析の視点が大変参考になりました。
    いつも有益な記事をありがとうございます。

    私の知る限り、中国語特許翻訳では
    出願用以外に、先行技術調査で中日翻訳が
    一定量あるような印象を受けます。
    食品関連でもあるといいですよね。
    お互い引き続きがんばりましょうね。

    • Ayumiさん、こんにちは。

      コメントありがとうございます。
      なるほど、そうなのですね!
      先行技術調査での需要という視点は全く頭になかったです。

      出願フローに関する知識がまだまだ不足しており、各ステップで生まれるニーズが具体的につかめていない状況なので、このような貴重な情報を教えて頂けると大変勉強になります。
      ありがとうございます。

      調べもの関係の記事は、試行錯誤をただ文字にしたようなものばかりですが、少しでもお役に立てたのならとても嬉しいです。

      引き続き頑張っていきましょうね!

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です