【学習履歴】2/4(月)~6(水)

2/2(土)~3(日)

学習時間:15.5時間
(2/4:4h、2/5:5h、2/6:6.5h)

<視聴ビデオ>
TC0071_岡野の化学(71)
TC0072_岡野の化学(72)
TC0073_岡野の化学(73)
TC0074_岡野の化学(74)【第8講・最終回】
2971_パソコン購入術(2019年2月)
2972_岡野の化学・ノート作成術
2967_トライアル受験の数とペース配分
2968_知子の情報・活用テクニック
2973_マインドセットがすべて

その他
知的財産権の本 読み進める

アルバイトの休憩中にスマホでおやつビデオを視聴。知子の情報は手を動かしてしっかり活用していきたい。

マインドセットに関するビデオを視聴して感じたこと→講座開始直後は「そうだよな、大事だよな、深く反省」終わっていた。最近は「では、具体的にどうやってコントロールしていくか」を考えて進めていくことができている。まだまだだが少し進歩、かな。

今日のビデオを視聴して少しでも胸につかえる感じがあれば、こちらの方面、まだ完璧にはできていない証拠。

テキストでは見えない部分

アミノ酸・タンパク質の単元は、岡野の化学テキスト内容と、背景にある「本当に必要な視点」との差が大きすぎる気がします。まずキサントプロテイン反応に関して、テキストでは1ページと少しの記載ですが、その背景にあるベンゼンのニトロ化をしっかり学習することでで、テキストにはない多くの知識がつきました。

ビウレット反応はテキスト半ページ。しかし、ここではキレート化を掘り下げて理解することで、アミノ酸・タンパク質の構造や、キレート化がもたらす効果まで、視野を広げて学習することができました。

一人でテキストを読み進めるだけだと、絶対にここまで到達していません。ビデオセミナーを通して見えた切り口・学習方法が、今後かなりの強味になってくると実感した単元でした。

キレート作用

学習した内容の中で、今日は「キレート作用」について少しまとめてみたいと思います。

「キレート」はギリシャ語で蟹のハサミを意味しています。面白いですね。昔、食品メーカーで仕事をしているときに、「『キレート』という蟹のハサミが、様々なものの吸収を助けてくれる」という話を聞いたことがありました。そういった経験もあり、今回の単元は興味津々で学習を進めました。

岡野の化学テキストでは、『ビウレット反応』のところで出てきます。卵白を入れた水溶液に硫酸銅(Ⅱ)入れると、赤紫色になるよ~(終わり) みたいなかなりアッサリした記載ですが、なぜ赤紫色になるのか、銅イオンがタンパク質とどう関わり合っているのかが大切。

そして、もうひとつキーとなること。「ペプチド結合を2個以上もつトリペプチドでないと反応しない(※しかもペプチド結合は隣り合っている必要あり!)」

ペプチド結合、お隣さんで2つ必要なのはなぜ?

答えは「挟む」から。

ビウレット反応はこうなっています。


反応機構は天然高分子化合物(タンパク質と核酸)ページ からお借りしました

タンパク質水溶液に水酸化ナトリウム水溶液を加えて塩基性にすることでタンパク質の脱プロトン化が起こります。そこに硫酸銅(Ⅱ)を加えると、ペプチド部位の中の窒素と銅(Ⅱ)イオンが配位結合を形成します。そして、赤紫色を呈する、という流れです。

窒素のローンペアが銅(Ⅱ)イオンに働きかけ、配位結合を形成するのですね。このとき、図の右上にあるように、二つの窒素が銅イオンを挟み込むような形になるのです。これが蟹のハサミのようで、キレート化という名前がついたのです。

そこで私は思いました。「同じタンパク質の中の窒素2つで挟まなくても、その辺にある別のタンパク質の窒素と挟んでもよくない?」

これに関してキレート化学に関連するページをいくつか見ていたところ、面白い内容を発見しました。こちらです。

二つの配位原子を分かりやすくするためにX、Yとする(実際はXとYは同じ配位原子)。いま二座配位子が金属イオンMに結合しようとする。キレートが生成するとき、二座配位子に含まれる一つの配意原子XがMに結合する。すると、もう片方の配意原子Yは比較的近くに存在するため同じ金属イオンに結合する確率は高くなる。
今度は単座配位子が金属イオンMに結合しようとする。このとき配位原子Xが金属イオンと結合したとき、配意原子Yが金属イオンMと結合する確率は相対的に低くなる。これがキレート効果が生じる理由である。

役に立つ薬の情報~専門薬学 より

皆さん、箸を使ってお豆をつまむこと、簡単ですよね。さっとできますよね。では、お箸を右手と左手で1本ずつ持ってお豆をつまんでみてください。持ち上げるの、かなり難しくないですか?

キレート効果も同じなのですね。同じ手(同じ分子のお隣さん)で操作することで、反応がしやすく、また落ち着きやすいのですね。納得です。

また、キレート作用について色々なサイトに目を通していると、『金属』『有機酸』といったキーワードが目立ちました。

そうか。ビウレット反応に銅が出てきただけで、キレート化って別に銅だけの反応じゃなよね。

そこで色々調べてみました。過去の知識も少し組み込んで、下記の内容でまとめてみます。

皆さん、牡蠣はお好きですか?

牡蠣フライにはタルタルソースよりもレモン

我が家は夫婦そろって牡蠣が大好きです。特に生ガキ。中国にいる間は生ガキなんてなかったので、今年の冬は待ってましたとばかりに牡蠣を堪能しています。生ガキはもちろん、お鍋もしましたし、牡蠣フライも!

牡蠣フライといえばタルタルソース派の人もいると思いますが、レモンも美味しいですよね。

この「レモンひとふり」、実はイイコトがあるのです。それが、キレート化と深い関係があるのです。

先程出たキーワード『有機酸』。レモンのクエン酸は『有機酸』ですね。そして牡蠣はカルシウムが豊富な食材。そうです、カルシウム(Cu)は金属ですね。そして、体に必要なミネラルでもあります。

一般的にカルシウムは体に吸収されにくいといわれています。しかし!クエン酸とカルシウムが反応してキレート化合物を形成することで、体内で吸収されやすいかたちになってくれるのです。

牡蠣の他にも、レモンをかける料理には焼き魚があります。魚もカルシウムが豊富な食材。レモンのクエン酸と魚のカルシウムがキレート化合物になることで、体内での吸収を助けてくれるのです。

秋の味覚、サンマにレモンをかけるのも、実はとっても理にかなった食べ合わせだったのですね。

クエン酸のキレート効果については、たくさんの特許が申請されています。食品関係、医療関係がほとんどですが、中には「汚れを落とす」「着色する」などの用途も多数あり、今日いくつか印刷して明細書ボックスに入れました。

さて、牡蠣を美味しくいただける季節もあと少し。しっかり堪能して春を迎えます!