学習時間:8時間 (あと1時間やる)
<視聴ビデオ>
TC0080_岡野の化学(80)
その他
明細書1件(キレート錯体関連)
応募先調査
CV改定(まだ途中)
3カ月目振り返り
岡野の化学 理論化学
理論化学①の学習を開始。今日の内容は有機化学で学習した内容の復習でした。有機化学でノートを作り自分に理解させた内容、その内容に対して、「実はこんな正式名称がありました」ということを知る作業でした。
例えば、何かと苦戦した「電子殻」。軌道って何ぞや?電子はキレイに順番通りに入っていくんと違うのか?なぜローンペアができる?そもそもローンペアって?
手を動かした甲斐があり、今では理解できています。その理屈をもとに、「この仲間は典型元素という名前がついています」「この仲間は遷移元素です」という具合に、正式名称(用語)と紐づけしました。これ、理論化学からやっていたら、ほんとわけわからないだろうな……と思いつつページをめくっていました。
用語って大切だと感じたことを1つ。なんとなくわかっている気でいるもの、用語と向き合うと、意外と説明できないことに気が付きます。
今日出てきたものでいうと、原子と元素。
原子と元素の違い
原子:全ての物質の根源となる粒子
元素:全ての物質の根源となる成分
よって、原子は数えることができるもの。「酸素原子〇個」と表現できる。元素は成分のことを指す、言わば概念。よって、数を数えるものではなく、「〇種類の元素が含まれる」と表現する。
復習も兼ねて、もう少し続けます。
典型元素と遷移元素
典型元素:族番号が増えるにつれ価電子が1個ずつ規則的に増える元素。同族元素の性質が似ている。
遷移元素:電子殻の電子の増え方が、規則的(最外殻に順に入っていく)ではなく、まだ空いている内側の電子殻に電子が配置される元素。同周期元素の性質が似ている。
電子の入り方は、過去に学習したこちらの表で記憶を引っ張り出すことができました。

性質に関しては、典型元素は兄弟が似てくるようなもの、遷移元素は同じクラスメイトが似てくるようなもの、というイメージですね。
同素体と同位体
同素体:同一元素の単体のうち、原子の配列(結晶構造)や結合様式の関係が異なる物質同士の関係のこと
同位体:同一元素の単体のうち、原子の配列(結晶構造)や結合様式の関係が異なる物質同士の関係のこと


有機化学の知識がどれだけ構築されているか確認しつつ、理論化学の学習を進めていきます。
明細書:幅を広げる
読んだ明細書が40件を超えたので、幅を広げることにも目を向けていきます。自身の職歴や興味に素直に従い、今までは食品関連が中心でした。
食品関連の明細書を読むメリットは、大きく3点あります。
【1】前職が食品メーカーだったため背景知識がある程度あり、読み解きやすい(市場傾向、その技術が解決する課題、少しの専門用語がわかる)
【2】有機化学と関連する内容が多く、岡野の化学(有機化学)で学習した内容をすぐに反映することが可能
【3】素直に心が躍る(好き。触れていて楽しい)
特に【1】に関しては、「背景知識があるとこんな感じで自分の中に入ってくるのだな~」という感覚を味わう目的もありました。何が言いたいかというと、今の段階では未知の世界(分野)であっても、学習することによって知識がついた先にはこんな風に壁がなくなり、抵抗も消え、読めるようになるのだな、と肌で感じるためです。
食品関連の明細書でも、読めない部分(理解が及ばない部分)や知らない用語は山ほど出てきます。しかし、ある程度の知識と興味がセットになれば、学習であることを忘れるぐらい夢中になって読めることがわかります。
一方で、興味があっても知識があまりにも不足していると、読んでいて「うっ」と抵抗感を感じてしまいます。逆に、もともとはそれ程興味がなかった分野でも、知識を増やすと興味も増えてきたという、逆パターンもあります。
興味があるから学習をする、という一方通行ではなく、学習が新たな世界の興味を生み出してくれることもあります。学習と興味、双方はリンクしていることが、講座の学習を始めてよくわかりました。そういった観点でも、明細書とお付き合いしていこうと思います。
応募先調査とCV改定
今週で受講3カ月となります。CVは講座を開始してちょうど1カ月目に管理人さんに提出し、チェックしていただきました。そこから2カ月が経ち、修正を加えています。
1カ月目に作成したCVは印刷して貼り付けてあります。「あ、専門分野のここの項目、順番変更だな」「こんな情報源があるんだ。参考にしている先に追加しよう」など、日々の学習で思いついたことを手書きですぐに書き込めたので、非常に便利でした。
大幅な変更はなく、どちらかというとマイナーチェンジですが、たった一行でも「こっちの方がいい」と思えるようになることは、小さな進歩だと思います。
ある意味、この2カ月間やってきたことの振り返り作業でもあるので、しっかり向き合い、自分自身のブラッシュアップだと思って取り組みたいと思います。
CV改定とリンクさせながら、応募先調査も改めて実施。今回は1社をピックアップして、どのようなカテゴリ、案件があるのかを分析しています。実績・投稿先一覧というページがあったので、具体的な翻訳項目の傾向分析としてノートにまとめています。
受講3カ月目が終了
講座を開始して、丸3カ月が経ちました。会社でいえば第一四半期が終わりました。正直、予定通りにいっていないことの方が多いです。ただ、実際にやってみてわかったことも多いので、第二四半期以降の計画を見直して、自分のゴールに向けて突き進んでいきます。3カ月目の振り返りは別の記事で発信します。