学習時間:16時間
(2/21:8h、2/22:8h)
TC0091_岡野の化学(91)
TC0092_岡野の化学(92)
TC0093_岡野の化学(93)
2830_トライアルレビュー・機械(1)
2831_トライアルレビュー・機械(2)【完】
2837_トライアル上位合格がすべて
2992_勉強法について
2993_トップレベル勉強法
3000_量と質と優先順位の話
0378_X7についてのQ&A(Trados操作)
その他
明細書1件 通信関係
読書 知的財産権の本
Xシリーズの資料を少し
岡野の化学
前回の続き。3兄弟の3人目、電気陰性度。イオン結合エネルギー、電子親和力の概念と同じように見えて違うところは、「相対的な概念」だということ。
人を例にして例えると、イオン化エネルギーと電子親和力は「その人間が持つ特性」であるのに対して、電気陰性度は「2人の人間が手をつないだときに現れる特性」のこと。
化学結合も合わせて復習。イオン結合、共有結合、金属結合。そして、共有結合の特殊バージョンとして配位結合。
全て有機化学でやったところ。脳のシワをさらに深くするために図解で自分に説明、ノート作り。
「わかる」と「わからない」の差を如実に感じた日
今週、「通信」に関する明細書を2件読みました。ボリュームとしては短めのもの(PDF15枚前後)です。感じたことをまとめます。
・8割以上、用語の意味がわからない
・外国語を読んでいる感覚
・頭の中にイメージが全然入ってこない
・その割に、時間がかかった
そして、内容がイマイチわからないので面白味も感じない……という結果でした。
原因は明らかです。知識がなさすぎる。A,B,Cも知らない状態。だから「文章」になったところで、理解できない。
比較として、食品関連・有機化学関連の明細書を読んだときの感覚を書きます。
・技術(もしくは使われている素材)に目がいく
・「うっ」となる一文があっても2~3回読むとわかるときがある
・この用語は知らないな。わからないな。というのがはっきりわかる。
・想定していたよりも早く読み終わるときがある
そして、面白い。もともと興味がある分野だからというのはあると思いますが、大前提として(理解できる割合が一定上あるため)内容をしっかり捉えることができていることを感じます。
もちろん、頭に「???」が浮かぶことも、知らない用語もまだまだ多いです。しかし、化学の学習が進むにあたり「あ、意外と読めた」「イメージできた」と感じることが少しずつ多くなってきました。学習の過程で、とても嬉しい瞬間です。
以前、イオン交換樹脂をキーワードにして見つけた明細書を読んでいました。そうすると、たまたまですが直近で学習した用語が複数入った一文がありました。その一文、「講座を受講する前は自分で説明できなかった言葉」を黒塗りしてみました。結果、文章として成り立たず、接続詞等のあまった日本語を適当に並べただけのものになってしまいました。もちろん、もともとの文が言いたかったことなんてわかりっこありません。
これが、「理解して訳す」ができるできないの差ということを、非常に単純な作業ながら感じることができました。今回読んだ通信に関する明細書は、私にとってまさに黒塗りにした穴あき文。
どんな分野でもひとつずつ知識を積み上げていくしかない。一歩ずつ、「使える知識」を積み上げていきます。
ここで通信の学習を始めておくのも手ですが、今私がいる場所、学習の段階から化学・物理を優先して、そこに資源を集中して進めます。軸がなければそこから広げることもできないので、まずは自分の軸をしっかり太く強固に育てることが優先です。
とてもよい勉強になりました。明細書は引き続き範囲を広げて読んでいきます。今日は気付きをひとつ、記事にしてみました。