【学習履歴】7/6(土)~7/7(日)

学習時間:12.5時間
(7/6:6h、7/7:6.5h)

<視聴ビデオ>
3146_●●●●●のお話(与太話)
3147_英語の勉強とブランディング
3149_受講生ブログへのコメント
3144_ネットビジネスの始め方

その他
読書 翻訳の布石と定石
NUTRASWEET社 同社特許読み込み※まだ途中
NUTRASWEET社もう一度類似特許探し、印刷
Tradosエラー対応(再インストールなど)1h※解決せず
中国語特許明細テキスト
1W振り返り(少し時間をかけて)

明らかな失敗、そしてやり直し

類似特許の内容が頭に入ってこない

対訳学習第2段、7/6のブログにも書いたように大苦戦中しています。

このような流れでやってみよう、と進めている内容はこちら:

1、周辺知識学習
   →まずは中国語の明細書をざっと読む※初見
    (目的:キーワードの割り出し、筋の確認)
   →そのキーワードでの資料集め
    (ネットで資料を印刷、関連書籍があるか確認)
   →ノートを作成しつつ自分なりにまとめる
2、訳文収集
   →類似特許の読み込み ※今ここ
   →Tradosで中国語対訳の収集
3、訳出
   →Trados使用
4、チェック
   →Just right!使用
   →パッケージで返信(を想定してファイル作成)

類似特許の読み込みのところ、往々にして進みません。毎日読んでいるので「進んでいる」といえばそうなのですが、読み進めればそりゃページは進みます。

けれども、ターゲットとなる特許(原文しかしらない想定)のまわりを点で埋めていくような、そして細い線でいくつか繋げるような、小さな「そうか!」を集めるための類似特許読み込みですよね。この目的に対して手応えがいまいちない。

今週読み進めながら考えた原因:2つ

1、ページ数が多すぎてストーリーがつかめない

2、日本語が変。語彙以前に文章全体がスッと入ってこない

まず1について。化合物の合成について特許を検索して、キーワードがいくつか入っているものを印刷。原文をEKWordsにかけてキーワードを抽出。そこから検索をするとNUTRASWEET社のものしか出てこず、それを6件印刷。

ただ、出願時期が近い(共通要素が多いと推測)ものは日本語部分で150ページあり、うなりながら読んでいる状況。当然一日で読めるわけがなく、話が飛び飛びで自分の中でストーリーがつかめません。今までは多くても50~60ページのボリュームだったので、その量にまず苦戦しました。

そして2について。

なんでこんなに頭に入ってこないのだろう、やっぱりまだ知識が足りないからかな。そう思ってとにかく進めていました。

知識が足りていないのは当然あると思います。そのために類似特許素材を読んでいるのですから。でもなぜか想定と違ってうまくヒントになってくれない。

進めていくうちにわかりました。

日本語が変。

ここまでの長文特許を読んだのは初めてなのですが、「あ、訳文作成者が変わった」とわかるのです。明らかな違いです。

うまく訳している人は、わらかない言葉や単位はあるものの、日本語自体が「わからない」ということはないのです。

かわって、ちょっと変な訳の方(おそらく2人)は、明らかに日本語が変。「転化」を「変換」と訳すぐらいならよいのですが、てにをはが逆だったり、「mol」が突然「モル」になったり、挙句の果てには英数字が突然全て半角になったり……!(え!いいの!?こんなの通っちゃうの!?と驚きました)

結局日本語のごちゃごちゃを無意識に頭で修正するうちに、そちらに労力をもっていかれ、肝心の「内容」が入ってこなかったのです。

うーん、やはりこれは英→日に翻訳された文章だから、想定外だがあり得なくもないか。。。やっぱりこういうのってまずはちゃんとした日本語で読むべきだな、ということを実感しました。

時間の無駄だったの??とため息をつきながら、類似特許はまずは純日本製がよい(英→日のものでもちゃんとした日本語ならOK)ということが実感できたのはひとつの経験としてよしとしました。

かなり後になって自分の失敗に気が付く

類似特許の読み込み、時間ばかりかけて全然自分の中に取り込めなかった……何でできなかったのだろう。今週は色々あったので、1週間の振り返りをいつもより時間をかけて行いました。

上記に書いたことを中心にノートに書き込んでいったのですが、「日本企業の特許がないから。見つからなかったから」と書いた瞬間、ハッとしました。

私、探していない……

何を?

単純なキーワード「日本企業」×「化合物」で検索していなかったのです。

EKWordsで出た上位キーワードは日本語でメチルブチルアルデヒド、メチルブタン、ジメチルスルホキシド(そのまま「発明の名称」になっています)。そして、企業は「ニュートラスウィート」。

最初に化合物名だけ入れたら医薬の特許ばかりが出てきて、「食品系(甘味料関係)が欲しいんだけどな」と、ニュートラスウィートと入れてみて、そこからキーワードの数を増やしていったのです。

なかなか出てこないので、「うーん。ある分でやるしかないか」と思っていました。それで「翻訳後の日本語しかない」「そしてそれが変」という想定外のことが起こり、読み込みでも苦戦していたのです。

しかし、単純に日本企業名を入れて、キーワードを逆に減らした検索方法で検索していないや!と、今さら気が付いたのです。あんなに一生懸命探したのに、全然違うことをやっているときにそれに気が付いたのです。

そして「味の素」「メチルブチルアルデヒド」で検索すると、出てくる出てくる、38件。しかも出願時期と近いものもたくさん。

味の素は日本で人工甘味料のパイオニア。ニュートラスウィート社とも関係が深く、用途特許を持つニュートラスウィート社と、製造特許を持つ味の素が両社でタッグを組んで市場開拓してきた歴史があります。技術面でも深い繋がりがあり、ノート作成のときに味の素から出された資料(アスパルテームの合成に関してなど)も参考にしました。

なので、ニュートラスウィート社のことは一旦忘れて、別のパイオニアを軸として類似特許を探せばよかったのです。

今さら気が付くか!?と自分に呆れました

1週間振り返りノートを一旦閉じて、類似特許検索をもう一度やり直し。そのうち印刷したのは全部で8件。原文が取り上げている内容と方向性が似ているものを印刷しました。さらっと見たらけっこういい感じ??

それにしても手痛い失敗。すぐ気が付きそうなのに。

こんなアホな失敗をしたのはなぜ?考えました。

原因は「合致率の高いものを!自分が探しているものを見つけなければ!」という思いが強くて、広い視点で見ることができていなかったのだと思います。

例えるなら、「その1枚をみつけるぞ!」とばかりにカルタを束にして一枚一枚順番に見ていくような探し方。

それよりも一回全部のカルタを床に広げて、全体をパーっと見渡した方が早くみつかるよね、という話です。(わかりにくい例えですみません……)

遠回りになりましたが、まずは自分で一度やってみること。そして失敗してみること。発見が多いです。

明日は純日本製の特許の読み込みから再スタートです。

そしてもうひとつ失敗

少し頭をリフレッシュさせようと、おやつビデオを視聴。『3144_ネットビジネスの始め方』は6/30(1週間も前)にアップされてたビデオです。そこに私のブログを取り上げていただいているとは……

ほんと、何もかも遅い!こうやって情報ってのは逃げていくの!自分に苛立ちました。

遅くなりましたが、中国語学習の動画(と展開の方向性)についてアドバイスをいただき、ありがとうございました。

情報発信アイデアノートにいただいたアドバイス+自分でもこうしようというものを書き込んでいきました。

質問に対しても動画で回答する、量産する。そしてその後の広げ方。

「ここの部分でまず100本」と聞いた瞬間、正直100本がすごく大きい数字に思えてしまったのですが、それは「また数本しか出していない自分」と比較しているからということにすぐ気が付きました。

世の中には1時間クラスを3000本以上出されている方もいらっしゃるので、それに比べたら10分を100本なんて甘い!甘い!

と思った瞬間、アップしたい内容のものが3つほど新たに思い浮かびました。「誰に」「何の役に立つために」が一歩明確になると、アイデアも出やすくなりますね。

まずは1本。アイデアは本日のアルバイト中に頭の中にまとめましたので、明日PP作成&撮影してアップします。

小さな種がいつか花を咲かせますように。そして自分の成長にも繋がりますように。