【学習履歴】8/21(水)~8/24(土)

学習時間:28.5時間
(8/21:6h、8/22:7h、8/23:8h、8/24:7.5h )

<視聴ビデオ>
0551_NUTRASWEET社特許を読む-化合物の合成と精製(42)~(47)・最終回

その他
NUTRASWEET社特許 まとめ、TM作成、定型文一覧整理など
対訳学習第3弾用 中日ペア素材収集、ダウンロード、印刷
明細書(中国語:機械)
中国語特許明細書テキスト2周目(TMに吸い上げ)
中国語CV作成(翻訳際に向けて)
今後のスケジュール調整
閲覧済特許明細書 ポイントのリスト記入作業
読書 変わり続ける
ブログ(中国語対訳素材収集)2.5h

※うちブログにかけた時間:2.5h

対訳学習(第2弾)が終了:まとめ作業~保存まで

対訳学習第2弾のニュートラスイート社が終了しました。最後のまとめ処理で実施したことをアップします。

①自訳…済
②公開訳との比較(テキストベース)…済
③ビデオセミナー …済
④まとめ、メモリ・用語の整理  ←ここを解説

訳文生成・バイリンガルファイル作成

Tradosで最後の文節まで対訳を終えたら、全体を確認して訳文とバイリンガルファイルを作成、印刷します。

ファイルのままでもよいのですが、ファイリングして残しておくため、私は全てのものを印刷しています。(PC開かなくてもすぐに確認できる)

※Trados関連含め、蓄積型データは最低でも二重バックアップしておきましょう。バックアップにエラーがないか、こまめに確認しましょう

訳文の生成
バイリンガルファイルを作成

翻訳メモリを作成

収集した対訳を翻訳メモリにして残します。

新規作成で一旦空の翻訳ファイルをつくり、インポートで先程作業したsdlxlifファイルを指定

定型文リストを作成

よく出る表現を定型文としてリスト化。これが対訳シリーズの大きな成果物となります。

定型文リスト

単語・表現リスト

参考URLリスト

今回は過去参考にしたサイトもリストに入れました

ノートに答えを記入

何の答え??

自訳を開始するとき、専用ノートに記入しながら進めていました。

そのとき感じた違和感や疑問、出てくるたびに箇条書きにしていきました。その答えを、全ての工程が終わったあとに自分で埋めていきます。疑問は見開きの左側に書き、右側はあけていました。

左側に疑問(自訳中)、右側に答え(終了後)

といった感じです。

例えば、

・文献名や掲載ページを書くときってどの順番?
・「から」と「~」の使い分けってルールあるの?
・滴下と滴加の違いわからん

など。

そのときは自分で答えが出せなかったもの、全ての工程が終わってみると答えが書けるようになっていて、効果を感じました。

キングジムファイルへ

1:原文及び訳文系
  素材の原文・公開訳・自訳・自訳との比較バイリンガルファイル
2:背景知識
  読んだ資料、明細書全て
3:まとめ
  上記の定型文リスト

1~3全てをパンチしてキングジムファイルにまとめます。それに手書きのノートを一緒にはさんで、ニュートラスイート社ALLパックの完成です。

1案件でキングジムファイルちょうど1つ。パンパンになりました。

背表紙にシールをして保存。これでまとめ作業が終了です。

お疲れ様でした!

対訳学習は具だくさんサンドイッチを作るイメージ

第2弾を終えて、対訳学習は「サンドイッチ」を作る学習なんだなと実感しました。

最初の疑問最後の答え合わせ。この2つでサンドする中身を、ビデオセミナーで一層ずつ重ねていく。最後はギュッと挟んで出来上がり。自分の中にパッケージ化。

サンドイッチは外からだと、1枚目のパン(原文)と2枚目のパン(訳文及び定型リストなどの成果物)しか見えないですが、大事なのは見えないところ(その間)に具材がぎゅぎゅっと詰まっているところ。

パンだけ2枚重なっていても意味ないのです。そのパンが「具材をしっかり挟んでいる」パンでなければ。

具体的な成果物として、オリジナルの定型文リストができます。一見シンプルなリストですが、これを作成する工程が濃密であればあるほど自分の中に深く印象づけられます。

「自分の頭で疑問に感じる」「頭を悩ませる」「そうか!と自分で理解でる」この工程をしっかりふむことが大事なのは、岡野の化学と全く同じです。その対象が化学から対訳学習に変わっただけですね。

今回、ゆっくりですが全ての工程を本番に沿った形で実施しました。今後は数をこなすと同時に、各工程の質を上げていく必要があります。

なんとか第2弾が終了。第3段は公開訳がある中日特許素材を探して、それをベースにやってみたいと思います。