【学習履歴】10/9(水)~10/11(金)

学習時間:23時間
(10/9:8h、10/10:7h、10/11:8h )

<視聴ビデオ>
3261_翻訳祭参加者へのアドバイス

<その他>
対訳学習第3段 公開訳との比較、ノート作成
翻訳会社リストメンテ
企業研究とCV作成、次回応募の準備
明細書1件(中国語:クエン酸関係)+リスト記入
読書 イラストで見る化学実験の基礎知識

対訳学習がうまく進まない原因を考えた

対訳学習が思ったよりもうまく進んでいない原因は何だろう?

アルバイト中、ずっと考えていました。

訳出が終わって公開訳と照らし合わせたときに、修正が必要な部分(公開訳と私の実力の差)があるのは致し方ないですが、その数が大幅に想定を上回っています。

対訳学習はビデオセミナー含めて3回目で、材料から全て探してきたのは今回が初めて。この程度の数しかやっていない段階で公開訳との「差」が大きいのはある意味当然です。それはよいのです。その「差」を見つけにいくのが目的ですから。

しかし、また別の感覚で「何か間違っている気がする」と感じていました。

考えて導き出した答えはこちら:

<失敗していたこと>

1、事前対訳収集について

・背景知識や関連明細書には時間をかけるのですが、訳出前の対訳収集に時間をかけていない(数が少ない)

・対訳収集の数が少ない(短め1件程度)

要は、悪い意味で自訳に頼りすぎている。背景知識の理解はしていても、「技術面の用語・表現」という面では使えるストックが不十分。背景知識の学習で満足してしまい、この部分の重要性がいまいちわかっていなかったのです。今さらながら、非常に恥ずかしいですが……

対訳収集の工程(収集する対訳を吟味する)に対して、アプローチを変える必要があります。

具体的には、収集する対訳素材の理由付けをしっかり行う(上辺だけを見ない)。そして、ただ収集するだけではなく1文1文が適切な訳か、そうでない場合はどのような理由からか、考えながら収集する。

2、特許文書独特の表現について

・体系的に整理できていない

こちらについては、前回の対訳学習でカテゴリごとにリスト化したものがあります。数もあります。知子の情報にも数多くのものが入っています。

これはこれで財産なのですが、どこか「資料化」してしまっているところがありました。要は、自分の脳の中の「すぐ取り出せるボックス」に入っていないのです。

今回はやり方を変更。基本に立ち返り、手書きノートで全体を見下ろすようにまとめています。

今までと違います。手で、視覚で相互に整理しながら進めることができています。化学と同じで、やはり一度はアナログでやっておくべきだなと感じました。反省です。

保存場所に関しても気付きが。エクセルリストを印刷してファイルに挟み本棚に入れています。本棚は椅子をくるっと動かして反対側にあるので手に取るのに手間はかからないのですが、ノートの形ですぐ横に置いておく方が自分との距離が縮まります。軽いですし。

こういった物理的な面も工夫の余地ありだなと思いました。

3、明細書の読み方について

今までは「量」に意識を向けていました。特許文書になんか関わったことがない人生で、講座受講前は技術表現にもアレルギーがあったのためです。とにかく読むこと。読んだ明細書は日本語・中国語合わせて約150件。これは学習中に色々なハードルを下げてくれました。

しかし、ずっと同じやり方をしていたのは失敗だったかなと……

明細書を読むということに関しては今後は目的を変えて、意識を変えて、違う角度で見ていく必要があるのかなと感じました。

1件を深堀りして、こちらもノートを作成しつつ汗をかきながら進めていこうと思います。

4、学習方法全体について

対訳学習はTradosを軸にしてやっているので、化学や物理のときと違い、エクセルやワードを併用してメモ書きや資料作成をすることが多いです。

違う見方をすると、手書きでノートを取るという方法がどこか遠くへいってしまっていました。

もちろん、PCを使用して効率よく作業していくのは大切です。学習にも効率が必要です。

しかし、「ここはアナログでやった方が(私の脳レベルでは)きっとよかった」というところもデジタル方式で進めていたと深く反省しました。なので印象が薄かったり、自分の中で使いこなせていなかったり。要は、自分の中にしっかり落とし込まれていないのです。

1回でよいのでまずはアナログでやるのがよいと、今さらながら思いました。

Tradosや電子辞書、構成ツールを使用するようになって学習のステージが上がったかような「勘違いスタイル」になっていたのかもしれません。

もちろん色々な局面で進化はしていると実感しています。

しかし、学習の基本はしっかり。そこを怠ってはいけませんね。(私の中での基本は化学の学習です)

今気付くことができてよかったです。

自分で考えた失敗の原因。対策を立てたらあとはやるだけです。

台風への備え

私は関東在住ですが、明日は台風直撃の予報。

PCの使用は午前中までにして、午後はノートPCと外付けHDDを寝室に移動させる予定です。

普段PCを置いている部屋はベランダに面しており、机に向かうと右手にすぐベランダがあります。

何か物が飛んできて扉のガラスに直撃するという可能性がゼロではありません。「きっと大丈夫、そこまではないでしょう」で、PCとデータがびしょびしょになったら恐らく立ち直れないので、家の中で一番安全な場所(窓に格子がある、場所的に飛来物が当たりにくい)にある寝室に避難。

あと、私もベランダには近づかないようにしよう。

日本全国、どのエリアも被害が最小でありますように。