学習時間:37時間
(12/16:5h、12/17:6.5h、12/18:7.5h、12/19:8h、12/20:10h)
<視聴ビデオ>
3347_受講生ブログへのコメント
3306_特許明細書の実践的読み方
3350_お仕事情報の歩き方
2074_低レートを提示された場合
<その他>
対訳学習 化学分野(食品) 関連特許読み、まとめ
専門紙読む(食品関係新聞)
中国語特許明細書テキスト2周目(TMに吸い上げ)
読書 翻訳とは何か
ブログ なぜ「特許翻訳者」なのか? 3h
ブログ 留学から帰国後もキープする方法 4h
※うちブログにかけた時間7h(19%)
対訳学習を少し丁寧に実施
化学分野(食品)の対訳学習を進めています。
関連特許読み込みを実施。以前までの対訳学習はそれほど考えずにとにかく「前知識を詰め込む」という感じで読んでしまっていたのですが、今回は少しゆっくり時間をかけて読み込むということを試しています。
短い特許が多いですが、どれも出願年が非常に近く、「何が違うのか」「どこが進化したのか」をノートに書き込み可視化していきます。
今回は、とある食品素材を中心に精製方法やその他関連技術が発明として出願されているのですが、とある時期に1社が集中して出願していました。
同一企業が1、2年の間に出願したものを6件読みましたが、発明者によって明細書の「わかりやすさ」が全く異なると実感しました。
同じ会社で非常に似通った技術、使用している装置や方法もほぼ同じなのに、全体の表現や言葉の選び方で伝わる印象がここまではっきり変わるのかと。
弁理士の違いからくるものなのかな?とも思いましたが、代理人名が載っていないものもあり、やはり発明者起因なのかなと感じています。
読み込みと1件ずつのポイントまとめは本日終わったので、明日以降は全体像の見直し、課題として選んだ原文と共通項が多いものをもう少し掘り下げた後、対訳収集に入ります。
トライアル結果と今の実力
本日アップしたブログにも書いた通り、トライアルの不合格通知を受取りました。
このトライアル(チェッカーでした)に関しては、自分の中でのチャレンジ(行動)が受験を実現したと思っているので、そのプロセスに関しては経験値が増えたかなと思っています。
しかし……
チェッカーのトライアルは初めて受けましたが、難しかったです……。いや、一見「難しい」とはっきり感じられるのは翻訳の方かもしれません。チェッカーのトライアルは「一見そこまで難しくない」と思っても、トラップが多いのです。すでにある訳文にも引っ張られてしまいますし。
原文・訳文の間にある「穴」を見分けるには、チェッカーならではの「勘」が必要で、そこに気がつくだけの「勘」が、私にはありませんでした。翻訳の実力、経験値、全てが足りていませんでした。
チェッカーは翻訳よりもレートが安く、翻訳よりも軽視されがちと聞きますが、ある意味「翻訳者よりも上の実力(最低でも同等)がないとできない仕事」だと感じました。
チェックは、翻訳とはまた違った部分の脳みそを動かさなければならないと、痛感しました。それを早いうちに体感できたのはよかったかもしれません。
この経験を「不合格」「失敗」で終わらせないように、「経験」に変えて新たなチャンスにつなげていけるように、マインド整え直して進んでいきます。
◆提出から結果までの時間に関して感じたこと
「悩むまでもなく不合格」の文章を、何日も手元に置いて悩むことはしないと思います。不合格通知は見た瞬間にすぐ送ればよいわけですから。
何が言いたいかというと、判断のために文章の中身を見ること自体が、提出から1カ月以上経ってから行われているのだと、今回感じました。
今回の文章は恐らく「即アウト」のレベルです。しかし、結果を受け取るまでは提出から1カ月以上の時間がありました。今回の校正トライアルは、さすがに先方が「迷う」「ちょっと保留」の内容ではなかったので、恐らく「採用作業として手をつける」というのが最近やっと行われたのだと思いまいた。
翻訳会社も1人ずつ対応(内容チェック、評価)していたらかなり効率悪いですし、相対的な評価もしていると思うので、私であれば同時期に応募があったものをある程度溜まってからチェックしたりするなと。
そう考えると、提出から1~2カ月返事がなくても、それほど焦ることはないということ。最初は「遅いな…」と不安になることもあったので。ここで感じたことを記録に残すとともに、今後は焦らないように、自分への言い聞かせです。