転勤族の妻について~私だからできること~

突然何やねん…と思われたかもしれませんが、今回のブログは下記の目的で書いています。

・管理人さんへのお返事
・自分への宣言
・考えていることの再整理
・仕事を納品したあとの気分転換

私が思っていること

管理人さんからのコメントに対して私が思っていることを書きます。

『3440_受講生ブログへのコメント』でブログにコメントをいただき、ありがとうございました。

私は、「転勤」に関すること、「駐在妻」に関することについて少しずつブログ記事を増やしています。先日も「転勤族の嘆きに同情できません」という記事をアップしました。

講座ビデオの中で管理人さんがおっしゃっていた内容は、私が普段考えていることと全く同じでした。同じだなと思ったことは主に2点あり、

1、働き方はこれから変わるとは思う。が、数十年の時間がかかる。

2、こういった「転勤でキャリアを断絶された女性」に対する市場は大きい

という点です。

「そこに対する道標に」「その部分をリードできる存在に」という言葉がありましたが、これも私が目指したいと思っている姿です。

それもあって、ブログを書いたり書籍の準備をしたりしています。これも全て、管理人さんに「早めのスタートを!」「今から準備を!」と声をかけていただいたからです。準備段階とはいえ手を出してみて感じることは、「思っているよりも時間がかかる」です。書くって大変ですから。コンテンツの量も必要ですし。

また、「コンテンツ」に関していうと、上記のような野望??を早くから持つことができたために、「コンテンツマーケティングフェア」に参加したり、自分から積極的に情報を取りに行くようになりました。

いつも早いうちからアドバイスをいただき、ありがとうございます。

今回の講座ビデオを見て、やろうとしていたことはやっぱり間違っていないと少し自信になりました。

ただ、本業は翻訳業。ここの柱をまずは太くしつつ、上記準備を並行します。

転勤は減る傾向、だったら問題なくない?という考えは超危険!

私は、キャリア断絶に悩む女性の数はこれからも右肩上がりだと思っています。

働き方改革が叫ばれている中、転勤の数も減ってきており、時期を選べる(または拒否権がある)仕組みを導入している企業も増えました。新聞でもよく目にしますよね。

だったら、そんな悩みを持つ女性が少なくなりそうだと思いませんか?

ここには落とし穴があります。それは「イメージと数値の差」です。

「転勤を撤廃」――新聞に取り上げられる企業が増えてきているので、そんな世の中になったのかなというイメージはありますが、逆に考えると、珍しいから取り上げられるのです。

そしてもうひとつ大事なポイント。それが数値。

確かに、転勤を減らしたらり柔軟に対応する企業が出てきています。

一方で…

249万

これ、何の数字かわかりますか?

2019年までの10年間で増えた共働き世帯数です。249万世帯も増え、今は1245万世帯が共働きです。

この10年の増加率は25%!!

上に書いた「転勤を考慮してくれる」「社員の妻の事情を考慮してくれる」このような企業が、同じペースで増加することは不可能です。

つまりは、働き方は(特に転勤に関しては)徐々に変わってきているものの、その「変化」のスピードが、共働き世帯の増加に全く追いついていないのです。

これが、「転勤は減ってきているはずなのに、キャリア形成の悩みを抱える女性の数が増え続ける」という現象の原因なのです。

私がしたいこと、私だからできること

こういった「転勤」や「キャリア断絶」について触れられている書籍やブログは数多くあります。私も昔は読んでいましたが、途中で止めました。

だって、「これだけ大変」「こんなに残酷」という嘆きばっかりで、具体的にどうやって克服したか、もっというとその機会を利用してこんなステップアップしたなんていう内容がない!!

なので、私はこの部分を埋めるビジネスを考えています。

私の強みは、「転勤族の妻」の経験をする前に、「転勤者当人」の経験も10年以上していること。両方の立場から物事を見ることができる人は、なかなかいないのではないでしょうか。

転勤の影響を受ける家族側の立場だけでなく、そもそも転勤しながら働くってどういうことなのか(もちろんメリットも)ということを語れる。これ、大事だと思います。でないと、嘆きばかりになってしまいます。

それに、転勤者当人(多くは夫側ですね)の気持ちや立場をわからないままゴタゴタいっても、的を得ていない可能性があります。だって、私たちの目的は「転勤を命ずる会社を悪者にすること」ではなくて、「家庭円満で互いのキャリアを継続させ続けること」じゃないでしょうか?

パートナーの視点も、自分の視点と同じぐらい大事です。

ということで、これからもこの分野の情報共有(主には自身の経験と、悩みに対する具体的な対処法)を続けていきます。

そして、書籍発売を目的としたコンテンツ準備も進めています。

ビジネスの夢は広がるー!

なんていうのは冗談で、本音はやっぱり同じように悩んでいる人を救いたい。なぜなら昔の自分だから。

救いたいなんて言うとおこがましいですが、このようなことで悩む人が本当に減ってくれればいいなと思います。私の目的は、転勤自体の数を減らすことではなく、悩む人の数を減らすことです。

そのために、自分の小さな経験が誰かの役に立てば本当に嬉しいです。