トライアルの結果(6社目)

今週、トライアルの結果を受けとりました。

提出した課題に対して合否が出たのは6社目です。

結果は不合格でした。

このトライアルは今年、お正月が明けてからエントリーして、その数日後に課題を受け取ったものでした。

足りなかったもの

考えられる敗因は主に、

  • トランスクリエーションの要素が大きく、レベルが追いついていなかった
  • 「クリエーション」の部分のさじ加減が最後までわからない一文があった
  • 英語が一部まじっており、中国語・英語・日本語の整合性を取るのに大苦戦した

結果、研ぎ澄まされた訳にならず、「完成品」として売り物になるレベルではなかったのだと感じました。

あと、今までと違った点として(悪い意味で)、提出後の振り返りを実施しても、分析に手応えがないというか、「ここがだめだった!」「しまった!」というものが逆にないのです。

これは、本当に理解していない内容は、自分はどこがわからないのかすらわからない、という現象に近いと言えます。

具体的には商品販売ページの広告のような要素がある翻訳だったのですが、どこまで崩してよいのかわからず、どこまで忠実にするべきかも感覚がつかめませんでした。

特許などの技術文書だとこういった「遊び」の部分がほぼないので、今までこういったことで頭を悩ませることがありませんでした。

「だったら今までやってきた技術系で攻めればいいじゃん!」

そう言われるかもしれません。

私もそう思います。

しかし、翻訳会社に何社かエントリーして気付いたのですが、英語は分野ごとにトライアル課題が分けられているところが多い一方で、中国語は「その他・一般」のようにひとくくりになった課題(一種類しかない)を提供されることが多いです。

もちろん英語でもそういったパターンはあると思います。

中国語だと、「特許」と明確なカテゴリがある企業は今まで一社だけで、あとは「化学」「機械」があればまだありがたいといった感じです。※ちなみに今まで12社エントリーしました。

とはいえ、課題を選べるような立場でもありませんし、どのような翻訳会社がどのような課題の投げ方をするかなんてこことは、わかりっこありません。翻訳会社として「特許」を得意分野に出していても、中国語課題として実際に受け取ったものはニュース・政治分野だったこともあります。母数の大きい英語としては「特許」に注力していても、中国語は異なる分野が多いということも予想されます。

こればかりは自分で情報を集めつつも、自分の足で稼いでいくしかないと感じています。

しかしながら、「今回は変化球だったから致し方なかった」なんて思ってはいません。本当の実力者であればちゃんと合格をつかめるはず。要は、実力不足なのです。引き出し不足も含めて。

これが事実です。

得たもの

あっという間に2月です。1月、翻訳会社の稼働と同時に行動することができて、自分攻めのスタートを切ることができました。

結果は不合格でしたが、振り返りを実施して自分なりの資産がまた増えました。

本音を言うと、不合格が続くとけっこう落ち込みます。この不合格通知は(その次の)トライアルに取り組んでいる最終に受取りました。

トライアルに神経を集中させていただので、「落ち込んでいる暇はない!」と必死に課題を訳していましたが、提出後に改めてショックの波が押し寄せてきました。

でも、こんなところでは負けません。絶対に稼げるようになってやる!とにかく前に進めます。※やみくもにならずに、振り返りもしっかり実施しています

~トライアル応募情況~
1社目:トライアルなしで登録のみ
2社目:不合格
3社目:返事なし
4社目:合格
5社目:返事なし
6社目:返事なし
7社目:合格
8社目:課題提出済み、返事なし→恐らく落ちた
9社目:不合格
10社目:不合格
11社目:トライアルなしで登録のみ
12社目:不合格 【今回追記】

13社目:課題提出済み、合否待ち【今回追記】
14社目:現在中国語の案件少なく募集していない【今回追記】
15社目:書類落ち連絡あり【今回追記】