トライアルの結果(7社目)

今週、トライアルの結果を受けとりました。

提出した課題に対して合否が出たのは7社目です。

結果は合格でした。

このトライアルは今年、お正月が明けてからエントリーしたもののひとつでした。合格をいただいてからNDA等のやり取りも無事に終わり、講座を開始してからの登録が3社目となりました。課題を提出した数で見ると、3勝4敗となります。

今回合格した分野は特許ではなく産業翻訳です。

期待できる点

合格がまだ3社目なのであくまでその中での相対的な感覚ですが。

提出から結果通知までが想定よりも短かった点、合格通知からもろもろのやり取りが非常にスムーズだった点、その他流れを見ると、お仕事に関して今後少しは期待してよいのかな?という感覚を持ちました。

あと、案件とは直接関係ないですが、翻訳会社の方が非常に丁寧で、感じがよいといったらおこがましいですが、「同じやるならこういった翻訳会社さんのお役に立ちたいな」と感じます。そこは正直、人間ですものね。

あと、レートも今まで提示されていた内容よりも少しだけよい金額で登録いただきました。まだまだ決して高いとは言えない水準とはいえ、自己ベストを更新できて素直に嬉しかったです。

期待できない点

相手に期待できないというよりは、自分で動かないといけないという点です。今までトライアル合格をいくつか頂いて、また受講生からの情報をいただいて知ったのですが、合格後のフローに「面談(Skype含む)」が含まれる翻訳会社と含まれない翻訳会社があります。

後者に関しては、自分からアプローチしないとなかなか事は動かないなと。過去に経験済みです。

しばらく経っても音沙汰なしの場合はこちらからアクションをかけてみる(アポイントをとって訪問)のはもちろんのこと、そうであればもう最初からヒアリングも兼ねてお時間を頂くお願いをするのがよいと思います。

よりよい準備ができれば、お互いにとってもプラスですしね。

ということで、面接は登録フローにないものの、登録手続き完了のタイミングでアポイントを投げている最中です。ひとつひとつ、チャンスを形にしていきたい。

全ては階段方式

このトライアルの合格で感じたことがあります。

全ては階段方式だということ。「そうなっている」というのもありますが、「そうしていく」というのも合わせて大切だと、自分に言い聞かせる意味でブログに残します。

トライアルの合格が自信になり面談がスムーズに

このトライアル合格通知を受け取った数日後に、別の翻訳会社に訪問する予定でした。目的はご挨拶を兼ねた「ヒアリング」です。そして、お仕事をいただけるようにお互いのちいさな信頼をスタートさせるためです。

正直、準備段階ではド緊張していました。が、当日は無事に終了。

理由は2つあり、しっかり準備したことと、もうひとつは「ここよりもレートが高いところで合格できている」というほんの少しの(よい意味での)自信でした。

それで、ある意味「前のめり」になりすぎず、落ち着いて対応することができたと感じています。

この合格が別のシーンでの行動結果を変えてくれました。

その合格は、不合格があったから

実はこのトライアルを「明日提出する」というときに、別のトライアルの不合格通知を受取りました。

正直ショックでした。不合格の通知は正直、何度受け取っても心がズドーンと沈みますし、「私の実力は……」と不安になります。

でも、落ち込んでいる場合ではありません。目の前にトライアル課題がありますから。

落ちたことで、今、目の前にあるものを「もう一歩」冷静に見直すことができました。その後、一箇所だけ変更して、提出しました。今となってはこの変更をしておいてよかったと感じる内容です。具体的にはコメントを削除しました。

不合格はやはり悔しいものです。しかし、それで一瞬冷静になって、「これは読み手のためのコメントか?読み手は本当にこれが必要なのか?」と再考。

あってもよかったかもしれませんが、実際に読むターゲット層の目線で考えると、「必要ない」でした。そして削除。

提出前のタイミングで不合格を受け取ったことで、より深く、でも客観的に訳文と向き合えるようになった瞬間がありました。

あの不合格通知があったからこそ、この合格があったと感じています。

その不合格は、年明けスタートダッシュがあったから

当たり前ですが、トライアルは応募しないと送られてきません。もちろん、毎回送られてくるわけでもありませんので、ある程度の目星と母数が必要です。

今年は攻めると決めていたので、その準備もお正月前に実施していました。さすがに年明け第一営業日に送るような空気が読めないことはしませんでしたが、前倒しで行動できるようにスケジューリングして動いていました。(年明けってなんとなくバタバタして、気がついたら2月ってことよくありますよね……)

早めに動いていたからこそ、不合格通知も受け取ることが(不本意ながらも)できた、と感じています。そして、それがちゃんと「次の行動の真っ最中」だったということ。やはり手を止めずに行動し続けていることがなければ、こういったことはなかったのだと思います。

特に中国語は英語に比べて「実際に応募してみないとわからない」ということが多いといえます。「実のところ今は募集していない」「あまり案件ないのでトライアルは設定せず登録だけ」など。こればかりは返事をもらわないとわかりません。課題をいただくのも一苦労です。

やはり、年明け早めにスタートを切ってよかったなと感じました。

しかしこれも実は年内の反省から。

昨年末に初めてのトライアル合格をいただいてから少しびびってしまい、すぐに仕事ができてもちゃんと対応できるようにしておかなければ、なんていう考えでトライアルを一旦ストップしてしまったのです。

結果的に、この判断は間違っていました。年内に仕事がくることは悲しきかなありませんでした。あのまま(別のトライアルを新規で)攻め続けるべきだったと後悔しました。

この「苦い年越し」があったからこそ、年明けの行動をより明確に設定する計画の立て方をしていました。

振り返ると、

  • 翻訳会社訪問、堂々と落ち着いてできたのは、数日前に別会社で「合格」を手にすることができたから
  • その合格、提出前に「不合格」を受け取ったから
  • その不合格、「年明けすぐに攻め」を実行したから
  • その「攻め」は、昨年末の苦い経験で考えが変わったから

全てつながっていますね。一歩ずつ、階段になっています。やはりこういうのって、ピョーンとエレベーターのように一気に上がれることはないと実感。

一段ずつ、自分で失敗しながら、それを踏み台にしていきながら、少しずつ上がっていくしかないのだと思います。

~トライアル応募情況~
<2019年>
1社目:トライアルなしで登録のみ
2社目:不合格
3社目:返事なし
4社目:合格
5社目:返事なし
6社目:返事なし
7社目:合格
8社目:課題提出済み、返事なし→恐らく落ちた
9社目:不合格
10社目:不合格
<2020年>
11社目:トライアルなしで登録のみ
12社目:不合格
13社目:合格【今回追記】
14社目:現在中国語の案件少なく募集していない
15社目:書類落ち連絡あり
16社目:先週応募済み・書類審査返答待ち
17社目:先週応募済み・書類審査返答待ち

2 件のコメント

  • トライアル合格、おめでとうございます!!

    ずっとアクションを起こしてきていたからこそ、の合格ですよね。
    一歩一歩着実に進んでいらっしゃる姿に刺激をもらっています。

    私も頑張らねば~~!

    • k2challengerさん

      ありがとうございます!本当に歩幅の狭い一歩ずつですが、なんとかちびちび進んでいるかな?
      そこから先のお仕事のフェーズにはまだ行くことができておらず、もうひとふんばりしないとですね。
      k2challengerさんは英語、順調ですね!ずっと中国語だったのにTOEIC問題であれだけ高得点取れるのはすごいです(**)英語の世界もぐっと広げられるのだろうなーと思いながら、ブログを拝見しています。
      お仕事や新しい専門分野学習も並行しての英語トライアル挑戦は大変だと思いますが、k2challengerさんならきっと大丈夫ですので、陰ながら応援しています。
      お互い頑張りましょ~!

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